今日は、共演した大切な人たち
・河内美里ちゃん(遙かなる時空の中で6 幻燈ロンド)
・田上真里奈ちゃん (乃木坂46版 ミュージカル美少女戦士セーラームーン)
・立道梨緒奈ちゃん(少女革命ウテナ)
・春咲暖ちゃん(あたしをくらえ。)
が舞台の上で 生きているのを
見に行きました。


舞台「やがて君になる」

実は、原作の漫画、アニメも
ちらっと見ていたのです。
ジャンルとして分けるなれば
"百合漫画"

そのジャンルを読んだのは
今作が初めてでした。

原作の時点で感じていた
美しさ、綺麗さ。
それがしっかりと舞台上に
広がっていました。


こういうジャンルのものだと
どうしても
[性別は関係ない]ということを
わざわざ言わなければいけない
ような感覚になりますが、


もはや私の中で
映画「西北西」というものを
歩んだ歴史もあるからか
とうのとっくの前から
性別なんて関係なくて

それはわざわざ言わなくともこの作品
でもそうで。
結局は人と人。

そしてその、人を《愛する》ということを
もっと深い視点で、
もっといろんな意味で肯定的な視点で
見つめて届けてくれた作品でした。


※以下ネタバレあるのでお気をつけください※

劇中の1番好きなセリフ
「もらったものをなかったことに
しないでください」
というセリフ。

そう。
あなたを想って、
見返りなんて求めないで
あなたへの気持ちで言った
言葉たち。行なった行動たち。

見返りは求めないよ。求めない。
でも、だけど、
あなたが"自分を愛せないこと"を
理由に跳ね返すのは
どうかお願いだからやめてほしい
どうにかあなたにあなたを愛してほしい。

ネガティブな私に、家族のような
親友たちが伝え続けてくれたこと
そして、今は
私が大切に思う人たちに大声で
叫んで、いや、丁寧に心に
問いかけて伝えたいこと。

世界中のどこを探しても
代わりなんていないから
たった一人のあなたを大切に
してほしい。


女の子同士が繊細に、大胆に、
一歩ずつ、恋をしていく物語。
でもそれだけじゃなくて、
本当に大切に思う人に対しては
やっぱり、
私がこんなにも大好きと思える
あなたなんだから
あなたを大事にしてほしい
と思うよね
っていう人と人が
恋愛とか友情とか家族とか
どんな形でも愛し合う上で
大事なところを描いている作品でした。

そして私が
たった一人のあなたを大事に
してねと本当に伝えたいと
思う大好きな人たちが、
役に命と体を
貸して全力で生きていてそれにも
胸を打たれ刺激をもらいました。

一緒に見に行ったありさを含め
大切な人たちみんなひっくるめて
撮ってもらって幸せの一枚
※のんちゃんは、お忙しそうで、一緒に
写真撮れなかった(;_;)
でものんちゃんも、めちゃくちゃはまり役で、
声がアニメから飛び出してきたほど似てて、
小説本当に書いてるんじゃないかなと
思う、のんちゃん自身の雰囲気も
とてもよかった。ものすごくフラットに
ステージに立つ姿が、素敵でした。

私の左
田上真里奈ちゃん。まりっぺ。
先生役、そして、男性も女性も
愛せる中で、今目の前に一緒にいる
好きになった女性を選んでいる
というもっとも真っ当な選択を
している人でした。
こんなキュートな顔のどこから
そんな大人な声がでてくるのと
セラミュの時も思いましたが、
しっかり先生役。
それは安定感のあるお芝居も
相まって、この作品の中の姉的ポジション
だったんだなぁと思います。
久しぶりに会ったら
見させてもらって幸せをもらったのは
こっちなのにプレゼントと手書きの
ポストカードくれる丁寧さ。
本当に柔らかくて面白くて大好きな人。

そして私の左上がありさで
その隣、立道梨緒奈ちゃん。りおな。
りおなはなぜこういう役がこんなにも
ぴったりと合うのか。
それはあの見た目と声としぐさ
なんだろうなと。全部か。
りおなの第一声、これまで出てきてた
他の役と声の厚み?低さ?圧?
違って思わずちょっと笑っちゃった
くらいに、ぴったりでした。笑
踊りも歌いも、殺陣もしないりおな
ちょっと久しぶりに見た気がして
新鮮でしたが、立ってるだけで
美しいよね。
私もコーヒーいれてほしい。
大好きなまりっぺとりおなの
カップル私的にも最高でした。

私から左に2つ。
まりっぺのさらに左隣。
河内美里ちゃん。美里。
いやーもう本当に美里の舞台だった。
侑がそこにいた。けれど、美里がそこにいた。
子どもなのに、冷静で大人で
受け入れるキャパの広いところ
美里にとても合ってる役でした。
優しくて、可愛くて、柔らかくて
綺麗。美里は、女性らしさたくさん持ってる
人なのに、芯が強くて、どこかかっこいい。
そのかっこよさが今回は、序盤の
愛せない無の心に生きていて、
そして、ちゃんと人や作品を愛せる心は
後半のもがきと変化の起きた素直な気持ちに
通じてた。
真ん中に立つ美里を横で見ていたけど
今回は前から。
でも、どこから見たって同じだった。
強くて、華やか。
最後の締めの言葉も
真摯で、美里らしくて。
でも確実に、少し会えない時間で
日常と、侑ちゃんと一緒に前に
進んでる姿があって、
カーテンコール頭を下げる美里をみて
涙が出そうになりました!
最後まであなたはあなたを愛して
舞台の上で生きてね。




キャストの皆さんが
誰を取っても全員、声が綺麗で
聞き取りやすくて
それも、この作品の美しさの一部
でした。
ステージや、色合いとても繊細で
百合漫画の良さもとっても
感じられて、
素敵な作品でした。


とにかく、愛!

みんな大好きだ!

p.t
相変わらず愛の重い女ですみません♡