ボクが選んだ今年の3冊(その3) | やまちゃんのホッとブログ

ボクが選んだ今年の3冊(その3)

こんにちは。

2011年。山内図書館は明日で仕事納め。

お正月中に読みたい本は、明日までに貸出手続きを済ませてね。

※明日は午後5時までなので、気をつけてー!



さてさて。
「ボクが選んだ今年の3冊!」の第3回目。

最後の1冊だよ。



ジャカジャカジャカ ジャーン  



3冊目はこちら↓ 


王冠1舟を編む

(三浦しをん 著/光文社/2011.09)

http://www.lib.city.yokohama.jp/cgi-bin/Swwwsvis.sh?0+687+1+1+0+211065161+0+1+0+0+1+1+1


玄武書房では、新しい辞書『大渡海』を作ることになり、

編纂メンバーとして、馬締(まじめ)光也が配属されることに。

問題山積みのなか、『大渡海』の完成はいつ??


個性的な編集部の面々に囲まれて、変人:馬締の辞書との戦いがはじまった。

辞書をつくるためには、

膨大な情報収集能力と根気と熱意と好奇心(・・・その他いろいろな情熱)と、

何よりも”言葉への愛情”が必要なんだな、と実感。


印象的なのは、ページをめくる手触りにこだわるところ。

納得のいく触感になるまで、『大渡海』に使う紙とは認めない。

そうして、出来上がった紙は、どんな手触りなんだろうか。

気になったボクは、自宅にある国語辞典を触ってみた。

(ふむふむ。薄すぎず適度な吸いつき感ってやつね。)

それから、山内図書館にある様々な辞典を開いては、再度、感触を確認。

(おぉ。辞書によって、手触りが違う!)

辞書を本来の目的で使用せず、手触りだけを確かめるボク。

(不審者に見えたかもしれない。)


本って、内容はもちろん大切だけど、

実際にページをめくる感覚を楽しむ一面もあると思うんだ。



ボクの選んだ今年の3冊、読んでみたいと思った本はあったかな?

来年もどうか、ステキな本と出合えますように。



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