ボクが選んだ今年の3冊(その1) | やまちゃんのホッとブログ

ボクが選んだ今年の3冊(その1)

こんにちは。

2011年も残り少なくなってきたね。


今日から3日間は、
「ボクが選んだ今年の3冊!」と題して、

今年(2011年)出版された本の中から、ボクのオススメの本をご紹介するよ。



ジャカジャカジャカ ドンドンドンッ



1冊目はこちら↓ 先月出たばかりのピッカピカの新刊本だよ。


王冠1てのひらの父

(大沼紀子 著/ポプラ社/2011.11)

http://www.lib.city.yokohama.jp/cgi-bin/Swwwsvis.sh?0+304+1+1+0+211080318+0+1+0+0+1+1+1


「真夜中のパン屋さん」 が記憶に新しい大沼紀子氏による新刊。

女性専用の下宿「タマヨハウス」に暮らす3人の女性

(柊子ちゃん、でこちゃん、涼子ちゃん)と、

臨時の管理人(トモミさん)が過ごした1年間の出来事を描く。


”仕事ですから”と下宿人に干渉しすぎるトモミさん。

ちょっと迷惑がりながらも、受け止める3人。

それぞれ複雑な事情を抱えながらも日々を過ごしていく人たちの

にんまり笑えるステキなおはなし。


クリスマスにまつわるエピソードもあるんだよ。

(ちょっとだけネタバレ)

下宿人の1人であるでこちゃんは、

小さい頃、クリスマスプレゼントがもらえない年があったそうな。

お父さん曰く、「サンタさんは、がっかりをプレゼントしてくれてるんだ」って。

・・・えぇぇ。その言い訳は、どうなの?

と思いつつ、お父さんの教育的指導(?)に、ちょっと納得するボク。


読み終わったら、きっとトモミさんに会いたくなるはず。

ボクのいち押し☆お見逃しなく。



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