豪雨の中を
おはよう。
今日の朝は、びっくりするくらいの豪雨だったね。
昨日の夜中から、ざーざー雨の音が聞こえてきて、
ちょっと心配していたんだけど・・・想像以上だった。。
空を見上げるとが夕方なの?って思うくらい、暗くて、雨で視界が悪くって。
駅(ボク、電車通勤なの)まで出るのもたいへんだったなぁ。
道路が浸水していて、車が道路の真ん中で、立ち往生。
台風の時よりも、すごい状況に遭遇してしまった。。
もちろん、外を歩いたボクもひざ下まで、びっしょびしょ。
ふぅ。。
道路にあふれた水(たぷたぷと波うってて、吸い込まれそう)を見ていたら、
こんな本を思い出したよ。
龍は眠る
>>宮部みゆき/著 新潮社(文庫)/出版
宮部さんの初期の作品。
冒頭の部分。
激しい台風の中、車での帰宅を強行した雑誌記者が、
自転車を引いている少年と遭遇する場面。
嵐の中、道路のマンホールの蓋が開いていたことから、悲しい事故が・・・。
道路が浸水している描写がリアルで印象的なんだ。
超能力をもった少年2人の物語。
この本を読むまでは、
「超能力って、なんか便利。そんな能力があったら羨ましいなぁ。」
なんて思っていたけれど、そんな気持ちが吹き飛ばされるストーリー展開。
今では、超能力者であるがゆえの苦悩・苦労を考えるようになったんだ。
超能力に限らず、他人と違う能力を持っているのも、楽じゃないんだね。
文庫でもぶ厚い本なんだけど、宮部作品の中でも大好きな本。
今日の雨で思い出したから、家に帰ったら本棚から引っ張り出してみよう。
(残念ながら、山内図書館の本は貸し出し中。予約してね。)
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