仏教から伝わってきた言葉には、深い意味のある素晴らしい言葉がたくさんあり、パワーがもらえます。そこで、身近で最高の言葉と言われている「ありがとう」を最初に紹介させていただきます。
1. ありがとうの意味
そもそも人間として存在すること自体が有り難いことなのです。
人間として生まれる確率は、何と1兆の1万倍である1京分の1と言われるぐらい少ないのです。有る事が稀である、滅多にない無い事、という意味から「有り難い」と使われるようになりました。
2. ありがとうの波動の影響力
①相手を幸せにする
こまめに「ありがとう」を言う効果は、良い波動が伝わり、絶大な効果があるとされています。布施の中にお金が無くてもできる無財の七施というのがあり、このうちの心施であり、善の種まきとなります。
②自分を幸せにする
感謝の心を持つと、オキシドシンという物質が出てきて、不思議なことに筋肉を守り力がみなぎるようになっているようです。これが最初の幸せです。
人に何かしてもらった時に、当たり前と思うか、有り難いと思うかで、人生180度(暗転か好転か)変わります。
さらに、仏陀の境地は自利利他であり、自利とは利他を言うと表現されます。
人の喜びがそのまま我が喜びとなることで、煩悩の多い凡夫にはなかなか難しいことです。
人間は元々我利我利亡者として生まれ、自分の事しか考えられないところからスタートしています。そのままでは生きていけないので、社会性を身につけ、勝ち組・負け組という発想を覚えます。これは弱肉強食の論理なので、精神的に平穏でいられないこともあり、最終的には、自利利他の気持ちになることが最も尊く幸せになれるでしょう。
③周りを幸せにする
周りでありがとうの声が聞こえてくることも周囲をほのぼのとさせ、集団をも幸せにする効果があります。
(代表社員北村喜久則)
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