「成功者は逆に考える」という本を読んだので簡単にレビューを書いていきます。

 

この本、ぱっと見タイトルはビジネス書っぽいですが、自己啓発というよりは政治思想な本です。

 

一見正しそうな正論より、目の前の事実に即した行動に意味があるという主張を書いています。

特徴として全体的にキレがあって、

好き嫌いは分かれそうだけど、勢いと主張の鋭さに一読の価値がある。

 

「このホテルでデートをした女性とのキス率は100%なんだ。下げないでくれよ。」

 

とかそんな表現が豊かです。

 

他にも「国が停滞してるのは国民が悪い。」といっており、これはまあ、そうだわな。と思う。

 

国なんて結局は国民の集合なんだから、国民が良くて国だけが悪いなやてことはあんまりない。

 

「社会に起こっている暇はない」と著者は言う。

 

政治がいいって、結局なんやねん?と自分も思う。

 

あと、普通この手の本は自分語りがはじめに入るのが定番だが、本書は先に主張がでてそのまま突き進んでいく。思わずお前は誰やねんと巻末の著者紹介を見てしまうそんな本でもある。