年末年始の出来事などを | 星の道

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写真横向きブログにようこそ。
神社巡りの記事ばかりです。

明けましておめでとうございます。
年明けの初更新は近況メインの雑談更新となります。
どうぞ気楽~に読んでくださいませ。



◆年末の出来事◆

昨年の暮れごろは自分にしては珍しく、割と気合を入れて家の掃除を頑張ってました。
なのであまり遠出はせずに地元のお寺や神社をメインに足を運んでいたので、大体は以前にもブログで紹介したところばかりです。



こちらは以前にも紹介した地元の某お寺。
写真に写っている本堂の向かって右側に、お不動様のいる不動堂があります。
(上の写真では手水舎に隠れて不動堂は写ってません)


年の瀬近くということもあってか境内には私一人だったので、「今なら多少声を出してもいいかな」と思い不動堂の扉の前で小声で真言を唱えつつ手を合わせてました。

すると自分が気づかないうちにご住職が背後におられて、気が付いたのでご挨拶をすると「せっかくなので中に入って手を合わせていきなさい」と、今回はなんと不動堂の中へと入らせてもらえることに。


このブログでも書きましたが、前回は扉を開けてお堂の外からお不動様を拝見させてもらえたんですよね。

今回はご住職のご厚意で靴を脱いでお堂の中にあがり、お不動様の真ん前にある護摩壇のそばまで近づくことができました。

(※写真は当然ですが撮ってません)


こちらにおられるお不動様は覚鑁(かくばん)さんという真言宗のお坊さんが作られたお不動様なのだと教えてもらいました。

家に帰って調べてみると、真言宗では弘法大師空海さんの次くらいに有名な「弘興大師」と呼ばれているお坊さんのようです。

 

 


一本の大きな木を彫って作られた座像のお不動さんで、その前で心経をあげさせていただきました。
そしてお堂から出ようとしたとき、ご住職が「これを君にあげるわ」と言いながら不動明王に供えてあった四角い赤い箱を私に手渡された。


その箱がこちら。
駅のベンチで帰りのバスを待つ間に開けてみたら、中にはタイガーアイのブレスレットが入っておりました。
 

こちらがそのブレスです。
おそらく男性用でサイズは私にはちと大きめ。元々はご住職への贈り物としてどなたかが作られたブレスだからなのかな?


タイガーアイは仕事運や金運のサポートというので有名な石だけど、それ以外にも強力な魔除け、邪気祓い、厄除けという効能もあるそうです。
ずっとこちらのお不動様の前に供えられていたブレス(数年か、ひょっとしたら十年単位かも)、きっと自分にとって必要だから授けてくださったと思うので、こちらのお不動さんから頂いたものだと思って大事につけようと思います。



…それにしても、最近お寺に参拝に行くとお経の本をいただいたり、腕輪念珠をいただいたり、こうしてブレスをごいただいたり…と、なんとも不思議な出来事が続いています。
霊感とか無い人間でもわかりやすいように、目に見える形でサインをくださってるのかなあ…と思ってます。
おみくじの大吉なんかももそうですよね。


◆年の瀬参拝 その2◆



久しぶりに赤山禅院へ。
こちらもかなり年の瀬に伺ったので、平常時よりも逆に人が少ない感じでした。



この日もすごくいいお天気だった。


地蔵堂。
その節は大変お世話になりました。

 

(※その節)

体の調子がどんどんおかしくなっていってた頃(病院で検査してもらっても原因不明でした)、これはひょっとして霊的なアレでは…とふと思い、藁にも縋る思いでやってきたのがこちらの地蔵堂です。

お堂の中に入ってお坊さんと共に阿弥陀経を心の中で唱え、桜井さんが本で書かれていたあのやり方を行ったら、2時間後には体の不調が治りました。
そういうのにはめっぽう強い不動明王もこちらのお寺にはおられるし、いざという時に本当に頼りにさせてもらっています。
(個人的にはこういうのは神社よりもお寺のほうが効く気がします…)


 

本殿におられるのは赤山大明神。
赤山大明神は泰山府君という中国に伝わる古い神様(北極星の化身)で、道教でもあり、陰陽道でもあり、そして仏教にも記載のある…というマルチな神様です。

なのでこちらはお寺なんだけど雰囲気が神社っぽい。

例のごとくド早朝に伺ったので、のんびりと参拝させていただきました。
年始はきっと混むんだろうな…


◆東寺へ◆

赤山禅院に行ったのとはまた違う日に、また例の如くド早朝に東寺へと参拝に伺いました。
時期としては最初に書いた某お寺の次の日くらい。



朝6時から行われる生身供(しょうじんく)に、今回初めて最初から参拝できました。
東寺方向に向かう京都駅からのバスの運行が朝6時以降なので、今までは生身供の終わりごろにちょこっとだけ参加することしかできませんでしたが、今回はバスを使わず駅から東寺まで歩いて移動することに。

朝5時台だから周囲はまだ真っ暗のなか、カイロを握りしめて東寺までてくてく歩きました。
あんなに人気のない京都駅周辺を見たのははじめてかもしんない笑





京都市内なら朝に参拝しても昼頃には余裕で家に帰って来られるので、午後からは引き続き年末の大掃除をやってました。
なので年末参拝はブログに書くとかまでは時間的に出来なくて、今回こうしてひとまとめに。



なかなか収束しない流行り病のこともあって、愛も変わらず気軽には遠方にも出かけられない感じではありますが、それでも地元の神社や仏閣にはご縁を沢山いただけたなと思っております。
元々、無理はせず行ける範囲の所に行こうというスタンスでやっていますので、そういう意味では通常通りとも言えるのかも。

最近割とお寺の比率も上がっていますが、まあそういうのも自然の流れでそうなって行ったというか、今の自分に必要だからそうなってるのかな、と思ってます。


そんなこんなの年末でした。



◆おまけ◆



東寺の入り口辺りにいつもいる(ような気がする)アオサギ。
ほんっと、行くたびに毎度いるのですが、このお堀付近に住んでるんでしょうかね?


ふと思い出した。
日常的にも割とよく見かけるアオサギですが(田んぼとか)、実はこの鳥は古代エジプトでは神様扱いをされている鳥なのです。


(画像はウィキペディアより)

エジプト神話ではベンヌ、ベヌウと呼ばれている、不死の霊鳥。
日の出とともに生まれ夕暮れと共に死に、そしてまた朝日と共に甦る…というイメージ的には火の鳥のような霊鳥で、太陽神(ラー)とも関わりが深い。

そういう立派な謂れを持つ鳥なのですが、東寺に入る前のお堀のところに本当にいつもいるので、私は勝手に「東寺の門番」と読んでます笑