「忠臣蔵尽くし」無事に終了いたしました!
今年の初めより企画を進めていました「忠臣蔵尽くし」
8月12日「本伝発端編」
11月16日「本伝討入り編」
皆様のおかげを持ちまして、無事に終了することができました。
今回のコンセプトはやはりこれに終始一貫。
「忠臣蔵。子供の頃、舞台だけでなく、映画やテレビで、いつも節目節目に見ていた記憶があります。背筋をピンと伸ばす瞬間が忠臣蔵にはあります。忘れてはいけない物語。忠臣蔵に描かれた未来へのメッセージを、現代へそして、未来へ届けたい!!!
<御礼>
まずは、企画からいろいろご相談させていただきました、女流義太夫の鶴澤寛也先生、落語作家の小佐田定雄先生、花福座の花岡京子さん、感謝申し上げます。大きなインスピレーションをいただいた、題字「忠臣蔵尽くし」を描いてくださった九州の江頭国枝さん、いつも助けていただいてます。そして、舞台美術・舞台監督の市川貴光さんをはじめとした素晴らしき技術スタッフの陣営!ありがとうです!!!
<作品の構成ができるまでのこと>
ひとつの物語を違う芸能でどう、繋いでいくかを、舞台転換と、構成台本の両面からご相談させていただきました。一番の課題は、忠臣蔵が、史実の基づいた義士伝と、時代を変えて脚色された仮名手本と両方存在することでした。まずはそこを講談で、話を繋げて講釈を付けていただくことを小佐田先生へお願い出来ないかと相談をしました。同時に、義太夫は寛也先生へ。当初は、七段目+討ち入り後の引揚げの段も、合同演奏していただく予定でしたが、上演時間の配分もあり、後半の核となる七段目を表向きに華やかさの舞台の中に、内面に秘めた本懐への思いを重厚に演じていただく為に、最高の7名(義太夫4名、太夫は綾之助師・土佐子師・越孝師。三味線は寛也先生、下座の3方は、何んと、津賀榮さん、津賀花さん、弥吉さんの現在、大活躍中の女流義太夫の方々の特別の参加!)豪華メンバーへお声掛けをしていただきました!このような経緯もあり、討入り編のトリは、浪曲「南部坂雪の別れ」で、と決まりました。演者は、発端編を「東」の玉川奈々福さんでしたので、「西」のどなたか、、、と思い、大阪の花福座の花岡さんへご相談をし、真山隼人さん、沢村さくらさんをご紹介していただき、出演のご承諾を頂戴しました。特に隼人さんは、「南部坂」への強い思い入れもあり、いまこの役に挑戦をすることに強い意義を感じておられました。そこで、隼人さんへお願いをしまして、この南部坂に、江戸の人々から現代の我々へ、そして未来へのメッセージを新しく創作していただくことにしました。
仮名手本忠臣蔵・大序は、この浄瑠璃の一節から始まります。「~国治まってよき武士の忠も武勇も隠るるに、例へば星の昼見えず夜は乱れて現わるる~」
平和な世の中では立派な「忠義」も「武勇」も、時が経てば人の心の記憶から薄れてしまう。普段は見えなくても、人の功績は、あるべきところには確かに存在する。見えない思いやりや優しさや心遣い、この奥ゆかしさの感性は日本人ならではのもの。この忠臣蔵の中にある現代の縮図を映し出しての幕としたいと考えました。
<いざ皆さんにお会いして、楽屋で、舞台で雑感>
ひとことでいいますと、みなさま強者(ツワモノ)でした。日本の芸能を引っ張っている方々だけに、舞台での集中力は素晴らしかったです。楽屋では、皆さん、和気藹々な感じで、お弁当タイム・もぐもぐタイムも楽しんで、束の間の休息をされているようでした。(綾之助師がとてもお茶目でして、、各楽屋のようすはみなさまのご想像におまかせします)
仕込みは、舞台もロビーも楽屋も順調でした!
舞台仕込みのようす
舞台稽古も順調でした!
本番準備完了!
ご出演くださった、講談・女流義太夫・浪曲の技芸の素晴らしさはもちろんですが、それが繋がり、
(photo ERI NAKAZAWA)
<本番より>
一、講談「あぐり本忠臣蔵2」神田阿久鯉
(photo ERI NAKAZAWA)
二、義太夫「祇園一力茶屋の段」
竹本綾之助/竹本土佐子/竹本越孝/鶴澤寛也
鶴澤津賀榮/鶴澤津賀花/鶴澤弥吉
(photo ERI NAKAZAWA)
三、浪曲「南部坂雪の別れ~そして。」
真山隼人/沢村さくら
(photo ERI NAKAZAWA)
各回、終演後のロビーにてお客様からお喜びの声を頂戴しました
・講談、義太夫、浪曲の構成がよかった。そのエネルギーと心地よさにびっくり圧倒された。
・みなさまの大熱演に感動をありがとうございました。
・誰もが知っている忠臣蔵なので、語り手と聞き手が一緒になれた。
・照明、美術も美しく、てんこ盛りの『忠臣蔵尽くし』でした!!
・物語と世界観をノンストップでバトンのように繋げていくのが面白い。
・歌舞伎にハマって、ツケ打ち体験して、そしていま講談や浪曲に聞き入ってる自分が不思議。
いろんな機会をくださることに感謝
・忠臣蔵を通して伝統芸の底力を見られた。これぞ、あっぱれな舞台!
この公演が少しでも皆様のこころに残ってくだされば幸いで
(photo ERI NAKAZAWA)
「忠臣蔵尽くし」ひとまず、幕を下ろさせていただきます。
ありがとうございました。
P.S.會は次の企画へ駒を進めております。お楽しみに!
附けの會主宰
山﨑徹
<本伝発端編>---------------------------------
<演目と配役>
一、講談:小佐田定雄 新作書き下ろし「あぐり本忠臣蔵」:神田阿久鯉
二、義太夫:「殿中刃傷の段」
竹本京之助(女流義太夫浄瑠璃)
鶴澤弥々(女流義太夫三味線)
三、義太夫:「塩谷判官切腹の段」
竹本越孝(女流義太夫浄瑠璃)
鶴澤寛也(女流義太夫三味線)
四、浪曲:玉川奈々福 新作書き下ろし
「赤穂のいちばん長い日」:玉川奈々福/曲師 沢村美舟
<日時>
2022年8月12日(金)
①15時開演(開場30分前)
②18時30分開演(開場30分前)
<会場>
渋谷区総合文化センター大和田6階・伝承ホール
<本伝討入り編>-------------------------------
<演目と配役>
一、講談:
小佐田定雄☆新作書き下ろし
「あぐり本忠臣蔵2」神田阿久鯉(講談師)
二、義太夫:
「祇園一力茶屋の段」
由良助 竹本土佐子(女流義太夫浄瑠璃)
お軽 竹本綾之助(女流義太夫浄瑠璃)
平右衛門 竹本越孝(女流義太夫浄瑠璃)
三味線 鶴澤寛也(女流義太夫三味線)
ホソ 鶴澤津賀榮
ホソ 鶴澤津賀花
太鼓 鶴澤弥吉
三、浪曲:「南部坂雪の別れ」
真山隼人
曲師 沢村さくら
<日時>
2022年11月16日(水)
①15時開演(開場30分前)
②18時30分開演(開場30分前)
<会場>
亀戸文化センターカメリアホール
〒136-0071東京都江東区亀戸2丁目19−1 カメリアプラザ3階
アクセス:JR総武線・東武亀戸線「亀戸」北口より徒歩2分
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<スタッフ>
作: 小佐田定雄(あぐり本忠臣蔵1・2)/美術: 市川貴光/照明: 戸塚雅之(株式会社PACパシフィックアートセンター)/音響: 藤本広忠(株式会社PACパシフィックアートセンター)/大道具: 東邦舞台/舞台監督: 市川貴光/記録撮影: 中沢衣里/記録映像: 河合滋(株式会社マルチメディアイノベーション)/制作助手: 上野貴子/宣伝協力 花岡京子(花福座)小泉義士堂(小泉敦)/後援 一般社団法人 義太夫協会/協力(公財)江東区文化コミュニティ財団 亀戸文化センター/企画構成: 山崎徹/主催・制作: 附けの會
公演告知メモ-----------------------
「忠臣蔵尽くし 本伝討入り編」
~赤穂・城明け渡しのその後、浪士となるもの、義士となるものたちの行く末、討入りに至るまで、そして。
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「忠臣蔵尽くし本伝発端編」
「忠臣蔵」をテーマに講談・義太夫・浪曲の三つの芸能が、物語を繋いで上演する公演の前編。
講談師・神田阿久鯉が、落語作家・小佐田定雄の書き下ろし「あぐり本忠臣蔵1」にて物語の発端になる部分を演じます。義太夫では新進気鋭の女流義太夫、竹本京之助・鶴澤弥々が「殿中刃傷の段」を、多彩な分野で活躍中の竹本越孝・鶴澤寛也が物語の核となる切り場「塩谷判官切腹の段」を上演、そして、人気浪曲師・玉川奈々福が、曲師・沢村美舟とともに赤穂への事件の一報が届いてから城明け渡しに至るまでの大石内蔵助の心情と行動を新作書き下ろしにて上演します。
現代の縮図ともよばれる「忠臣蔵」。各技芸者が、日本人にとって忘れてはいけないこの物語をクロスオーバーさせながら上演することで観客の心に強く深く刻まれる公演となります!必見の舞台です!
(photo ERI NAKAZAWA)
(photo ERI NAKAZAWA)
物語の発端より、江戸城松の廊下での傷害事件に発展するまでを新作講談は「あぐり本忠臣蔵」。忠臣蔵前半のクライマックスは義太夫「殿中刃傷」「塩谷判官切腹」。そして赤穂城明け渡しに至るまでの大石内蔵助の心情とその行動を描いた新作浪曲。その名も「赤穂でいちばん長い日」。二時間に渡る通し上演。それぞれの技芸に体が震え上がりました。
(photo ERI NAKAZAWA)
一、講談「あぐり本忠臣蔵」神田阿久鯉
(photo ERI NAKAZAWA)
二、義太夫「殿中刃傷の段」竹本京之助/鶴澤弥々
(photo ERI NAKAZAWA)
三、義太夫「塩谷判官切腹の段」竹本越孝/鶴澤寛也
(photo ERI NAKAZAWA)
三、義太夫「塩谷判官切腹の段」竹本越孝/鶴澤寛也
(photo ERI NAKAZAWA)
四、浪曲「赤穂でいちばん長い日」玉川奈々福/沢村美舟(現・広沢美舟)
ロビー・舞台仕込みの様子。
「忠臣蔵尽くし 本伝討入り編」
8月12日に渋谷伝承ホールにて上演した「忠臣蔵尽くし~本伝発端編」の続編!
今回も豪華・豪快な配役が実現!
前回に続き、落語のみならず、文楽・歌舞伎・浪曲など幅広く作品を手掛ける、落語作家の小佐田定雄先生による、新作講談「あぐり本忠臣蔵2」からの幕開きです!!!三段目の返しより、五・六段目を中心に、事件より浪士となった赤穂の武士たちの葛藤を描きます。
新作講談を口演してくださるのは、前回に引き続き、人気講談師の神田阿久鯉(あぐり)先生。
義太夫 七段目「祇園一力茶屋の段」は、女流義太夫の皆様のご出演!
重鎮たちの演奏で、討入りに向けての決意を上演します。
まず、お軽に、竹本綾之助(たけもとあやのすけ)師匠
由良助に、竹本土佐子(たけもととさこ)師匠
平右衛門に、竹本越孝(たけもとこしこう)先生
三味線は、鶴澤寛也(つるざわかんや)先生。
七段目では、出演者の方々の衣装の肩衣もぜひ注目してみてください。
また今回特別参加にて、下座の演奏に鶴澤津賀榮さん、鶴澤弥吉さん、鶴澤津賀花さんと、女流義太夫で活躍中の方々が、揃ってご出演くださいます!!!
浪曲では、大阪より新進気鋭の若手浪曲師の真山隼人さん、曲師の沢村さくらさんをお迎えして、後編の中心の物語となる名作「南部坂雪の別れ」を上演、討入りへと向かいます。
赤穂浪士事件から321年。希望の未来へ!!!各場、幕無しにての120分。世代を超えた競演を実現します!!!
現代の縮図ともよばれる忠臣蔵。日本人にとって忘れてはいけないこの物語をクロスオーバーさせながら上演することで、観客の心に強く深く刻まれる公演となります!!!
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【プレスリリース】
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【外部リンク】
🟣小泉義士堂 https://www.gishido.com/events.html
🟣女流義太夫三味線 鶴澤寛也 公演情報 2022年11月 | 女流義太夫三味線 鶴澤 寛也 (Tsuruzawa kanya)
🟣一般社団法人 義太夫協会公演・催し物 | 一般社団法人 義太夫協会 (gidayu.or.jp)
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開幕直前・特別講座も開催しました!
開幕直前企画!
本伝発端編・本伝討入り編と続けて新作講談「あぐり本忠臣蔵1・2」を執筆してくださいました、落語作家の小佐田定雄先生をお迎えしました!とても濃縮された70分となりました!お越しになった方、全員が翌16日の「忠臣蔵尽くし」本公演をご覧になりました!!!
(photo ERI NAKAZAWA)
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伝統芸能の魅力を伝える會* 2022produce
「忠臣蔵尽くしの世界 作家編」
~特別トーク&落語創作噺。新作講談「あぐり本忠臣蔵」。これを知って忠臣蔵尽くし 本伝討入り編を観に行こう~
特別ゲスト:小佐田定雄(落語作家)
ご案内:山﨑徹(附けの會主宰)
<日時>
2022年11月15日(火)
19時~20時15分(開場30分前)
<会場>
亀戸文化センター第一和室ル
〒136-0071東京都江東区亀戸2丁目19−1カメリアプラザ6階
アクセス:JR総武線・東武亀戸線「亀戸」北口より徒歩2分
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【忠臣蔵尽くし】
公演の様子を会場にお越しいただけなかった方々にも少しでも感じ取っていただきたく、ご興味ある方へ、発端編、討入り編のプログラムを先着順にて差し上げます!
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附けの會オリジナルグッズ購入の方へ。
オリジナルグッズ販売サイト
https://tohruyamasaki.stores.jp/
・他の商品とご一緒に注文をしてください。
・忠臣蔵尽くし関連商品でなくてもお申込みいただけます。
・一セットは、本伝発端編+本伝討入り編のプログラム二冊組となります。
・一商品に付き、一セットお申し込み可能です。
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プログラムのみご希望の方へ
・郵送ご希望の方は、国内送料200円となります。
・會の講座、公演にご参加の方は、会場にてお渡しいたします。
附けの會ご予約ホーム
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今後も皆様と共に歌舞伎を支えて参りたいと思います。
お越しをお待ちしております。
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最後までお読み下さり、ありがとうございます!!!
附けの會は、ご参加の皆様の安全を第一に考え、
今後も皆様と共に、歌舞伎の未来を支えて参りたいと思います。
T² STORE (オリジナルグッズ)









































