昨日のテレビで | わんことにゃんこは仲良しです♪

わんことにゃんこは仲良しです♪

保護されてきた3匹(ニャンズ+ワンコ)と飼い主(兄ちゃん)と奥さん(Kちゃん)の日記

我が家では静かだと寂しいから、という理由で夜になると


常にテレビがついています。


僕基準ではロクな番組がなので9時からはニュースの梯子になりますが・・・


昨日も大和が遊び疲れて寝てしまったので


本を読みながらテレビをつけていると


フジのジャーナると言う番組で安売りのスーパーの新店舗の開業を追った


ドキュメントをやっていました。


早い話が安売り合戦です。


A店がオープンするのでオープン日にキャベツを50円で売り出すと


それを見た、もともと地元に有った安売りで有名なB店が二日目に45円にしました。


じゃあまたA店が三日目には30円にしました。


で最後に


A店のひとに取材陣は問いかけます 「どこまで安くしますか??」


お店の人は答えます

「どこまででも」


「どちらかが潰れるまでか、相手があきらめるまで。」


「少なくともうちは(A店)は下げ続けます。」



お客さんには良い話ですね。


なんて僕は思いません。


「あなたのお店は安く売ることでしかお客さんにアピールできないんですか?」

と、問いかけたくなります。


うちのキャベツは150円でしか売れませんが、美味しさには絶対の自信がある。


などの安さ以外にも、鮮度・美味しさ・安全などがのっている事を


消費者も考慮することが肝心です。


安けりゃいいという胆略的な考えが


産地偽装などの食品偽装につながるんですよ。


また、毒入りの何かや、腐った何かを食べさせられたいですか?


どっちかが潰れるまで?


あなたのところが潰れたら


あなたの会社の社員やその家族、その他運送やからしいては農家の人までも


その道連れですか??


「どこまででも、相手が潰れるまで」


その言葉はもはやスーパーの経営ゲームのようです。


最近の子供は殴り合いの喧嘩をしなくなったから


実際に喧嘩になった時に


どこで止めたら良いか分からないそうです、


まさにそんな感じではないのだろうか。


まさに勝った・負けた


自分は生き残ったが相手は死んだ・・・・。


あるいは相手の経営者は経営難で自殺した・・・


あの言葉の行きつき先はこんな場所ではないでしょうか。


僕も自営業者です。

会社のHPも作っているのでよく電話もかかってきます。

どんなことが有っても大和にご飯を食べさせないといけないので頑張りますが

「安いですか?」の問いかけには

「適正価格です。」と答えます。


「別の会社は9000円らしいけど(お前のところも9000円以下にしろ)」と言われたら

じゃあそちらのお店で買って下さい。良かったですね、安いところが見つかって と答えます。


無駄なボディーブローの打ち合いはしませんよ。

我慢合戦がデフレスパイラルを生み出す要因です。


アメリカ型を追求した政治家も

それに踊っている経営者も消費者も

もう一度よく考えるべきです。