朝練で自作PU搭載の Photogenic 弾いてたんですけど、なんか音が気に入らなくなってきました。

 

 

制作内容はこちら↓

 

クリーンで弾く分には良いんだけど線が細いのよね。なんか60年代くらいのサウンドに近い?

軽く歪ませたいときにクランチ系エフェクターかけても全然歪まないんで強めにディストーションかけなければならず、そうすると自分的には「これじゃない」感が半端ないんですよね…

↓これとか自分的には歪みすぎ。でもエフェクト下げるとサステイン悪くなって、アタック時しか音出ないってジレンマなんすよ。

 

Photogenic + 自作PU(ブリッジ)

 

 歪み方としてはこちらの TEX-MEX がちょうどいいです。メインソロパートじゃないんでクランチは若干控えめですけど。

 

Fender Japan ST57 + TEX-MEX(ブリッジ)

 

音とかの前にもっと練習しろよwっていうツッコミは受け入れましょうぞ。

 

でですね、さっきからちょっと考えてるんですけど、先日書いた記事

 

 

こちらで紹介したサイトにPUの音に影響を与える要素のマトリックスが出てるんですが、それには以下のようなものがあります。

 

PUのスペック(要素・仕様):音への影響の有無

 

・レゾナントフリークエンシー:有(大)

・直流抵抗値:無(微小)

・インダクタンス:有

・磁石:有

 

直流抵抗値が音に影響ないってのはちょっと意外ですが、ここで議論してるのは音色なのでそうなるんでしょう。

抵抗値が影響を与えるのはゲイン(音圧)じゃないかな。まだちゃんと理解してないですけど。

 

レゾナントフリークエンシーは自分じゃどうしょうもないというか、結果出るものでしょうから、そういうバックグラウンド(工学的なサイエンスの世界+経験値)が必要なのではないかなと。これのピークをどこに持ってくるかでPUの個性が決まる。ここには手をつける気はないけど、適当に作っただけでも偶然良いものができる可能性がないとは言えない。

 

インダクタンスはワイヤーの種類、太さ、巻き方、巻き数で変わるでしょうから、こちらもかなりの試行錯誤を要しそう。いずれはやってみたいけど、ファラデーやらなんやらの知識も必要で今はまだやってる余裕ない。

 

で、消去法的に磁石変えてみようか、となりました。

そのためリファレンスとなるPUが必要なんだけど、とりあえず手持ちの Duncan SSL-1、Fender TEX-MEX、GOTOH ST-Classic あたりはお手本、安ギターについてたのをベースとして比較していきたいと思います。

その中で今ちょっと気になってる中華アルニコ5PUたち。3個セットで3800円くらいなのですが悪くなさそうなんですよね。

この辺とかを基準にしようかと↓

 

 

 

 

 

音は悪くないです。つか良いです。

ただ、やっぱりエンジニアリングが足りないというか、僕のなんちゃってアルニコ5PUと似たようなアタック時しか音でねぇ、みたいな感じで減衰が早すぎる。インダクタンスの問題ですかね?

コンプレッサーかけてEQで寄せて上げたり、ギャンギャンに歪ませるなら全く問題ないでしょうけど。

 

とりあえず計画としては、磁石を取り替えてみてどう変わるかってのを、上記PUと比較、検証してみたいと思います。

 久々の鳴る安プロジェクトです。