去年7月にフレット抜いてから早9ヶ月
ずっと放置してた Photogenic のブラッキーもどきの黒いストラトのリフレットに手をつけました。
GWに数カ所遠出するので練習用にギター持って行こうかなと。
もしかしたら紛失するかもしれないし、どうなるかわからんので5000円で買った Photogenic ならいいだろうと。
工具で既に5万以上かかってるけど。まあ投資ね。
さて、まずは指板の調整から。
ステンレスの定規60cmで確認したら、1〜6で順反り8〜14くらいで順反りって2段に歪んでた。
つまり2か所ハイ起きがあるわけだ。
トラスロッド調整しても解消できなかった。
ということで指板磨きます。
まずHOSCOのRゲージで測ったら10”だった。
ってかなりフラットじゃね?
このギター買ってからほぼ弾いてないから気が付かなかったけど、持ってるギターの中で最もRゆるい。
それはさておき、せっかくこの日のために買っておいたサンディングブロックにそのRはない。
つか他のギターがそれ以上のRなので、ここは9 1/2で整えることに。
そしてこれが後ほど正解だったのはラッキー。
とりあえずサンディングブロックに両面テープでサンドペーパー貼り付けて磨きます。
240番でひたすら擦るだけなんですが疲れる…
休み休みだけどなんだかんだ1時間近くやってた気がする。
ヤスリが当たらない部分がなくなったら400→1000と番手を上げていき仕上げました。
直線が出てるか確認。
ばっちりでした。
Rがキツくなった分指板の両端の溝が浅くなってるので掘ります。
これめちゃ気持ち良くてつい切り過ぎますので注意が必要です。
いよいよフレット打ちです。
まず工具。この2つは必須と思います。
食い切りだけあればいいという職人気質の方もいらっしゃいますが、このタングニッパーがあるとないとでは作業効率全然違います。
特に僕のような素人は道具に頼った方が無難です。
このタングニッパーでタング外すとこんな感じで、ヤスリで整える必要すらないくらい綺麗に取れました。
タングニッパーに挟んだ時フレットの幅がわからないのでマジックでマークしました。
あとはタングをトリムしたらプラハンで打ち込む作業を延々繰り返すだけです。
ここでRを9 1/2にしたおかげで助かりました。
というのもHOSCOのこのフレットにしたのですが、
Rが多分 9 1/2 なのです。なのでフレットワイヤーのRを整える作業をしなくて済みました。
もし10"のRにしたらもしかしたら伸ばさないと中央が浮いたかもしれないです。
これはラッキーでした。
一応フレットセッターも買っておいたんですが出番なかったです。
打ち終わりました。ここまでは非常に簡単でした。
サイド磨き用のツールも購入済みです。
マスキングしてやりましたが、これなくてもいいかも。
普通に板の金ヤスリでやればできると思う。
この傾斜も要らない気がする。
この後フレットのエンド処理を金ヤスリでやったんだけど、やはり難し過ぎ。できない。
つか使ってる金ヤスリが合ってないのかも。
引っかかり過ぎて手元が狂って指板削ること数カ所。
使った板ヤスリの側面もヤスリになってるのがいかんです…
次回は専用工具買うことにします。
この後マスキングテープし直して紙やすりでフレット擦り合わせてからピカールで磨きました。
これで終了という手筈だったんだけど、出来上がり見て
なんか指板無垢すぎね?
そう。10”から9 1/2"までRきつくした分かなり削ったので、木肌がそのまま露出してます。
このまま弾いたら手汗や油でかなり黒ずんで汚くなるなと。
ここにきてようやく塗装に気が回りました…
慌ててYouTubeとかでメイプル指板のリフレット指南動画みたら、やはり指板磨きの後シーラー工程を経てフレット打ち込んでから塗装してますね。
もうフレット抜くのはあり得ないので、もうこのまんま塗装することにします。
なぜか買ってあったサンディングシーラー塗って本日は終了。
明日水性ニス買ってきます。
疲れた。
また寝不足です…