今日ちょっとギターメンテしたら、想定外の収穫があったので書いときます。

昨日書いたですが、

 

 

まずフェンジャパST57君から手をつけました。

現在ダンカンのSSL-1のセットなのをTEX-MEXのセットに変更。PUだけ交換です。

電装系は改造したまま(ボリューム500KΩ+HPF、ネック用トーン500KΩ+0.022μF、ブリッジ用トーン250KΩ+0.047μF)。

詳しくはこちら↓

 

で、そんなに期待してなかったんだけど、TEX-MEX良いじゃん!

なんならSSL-1より好みなんですけど?

え、新品で値段1/2ですよ。中古で8,000円で買ったけど。

なんなの?電装系との相性かな。

なんかレビュー見ると「太い」とか「中音域ガー」とか書いてあったんだけど、結構鈴鳴りのドンシャリ系。

電装系改造してるんで低音が削がれて、良い感じになってるのかな。

SSL-1よりゲイン高くて、僕的には使える感じ。

いやいや、これは収穫だったな。

そしたらSSL-1どうするよ?新品で3万で買ったんだけど、売るときは2万行かないしなぁ。

将来何かに使うかもなんで取っときますかね。

 

次はGreco Go II。

買った時からガリがひどくて、ちょっと位置が悪いと音が出なくなったりするので修理。

なんなら交換しようと思ってたんだけど、外してみたらなんか良い仕事してる高そうな部品なんで抵抗部分を清掃することに。

しかし43年前のギターとは思えんクオリティ。

Grecoの野心。そしてFujigen渾身の職人技。

 

 

こういう時のために一家に一本接点復活剤。

 

 

 

ツメを外して開けて内部の抵抗部分に吹き付けて綿棒で拭きます。

3個とも作業して音出し確認。

したら、なんかやたら音がクリアになった。

清掃する前はすごいこもった感じだったんだけど、もともとそういうイメージがあったんでそういうもんだと割り切ってたんだけど、もしかしてゴミでボリュームポットの抵抗値上がってハイカットされてたかも。

やっぱいいなGo II。名器だと思う。

 

最後にFujigen NST20のボリュームにHPF取り付け。

これは次回ハムバッカー入れる予定なので、その前にちょっと配線の確認兼ねて取り付けました。

HPFはいつもは0.0022μF+220KΩの組み合わせにしてるんだけど、みたら抵抗の手持ちがない。

近いところで150KΩの抵抗が出てきたので、コンデンサー探したらこちらもたまたま0.0015μFのが出てきた。

その組み合わせで取り付けたら、これいいね。

ボリューム絞った時の抜けが非常に良い。すごい自然。

あとフルテン時でも若干通るんで、少しローカットされて抜けが良くなってるかな。

抵抗値の影響が大きいような感じですね。

220の組み合わせよりいい。

これはこれで収穫だな。

次からはHPFはこのセットにする。

 

今日はこの辺で。