Beate Sirota Gordon と日本国憲法 | カナダ移民のモントリ・イロイロ日記

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カナダはモントリオールに移民して、
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Beate Sirota Gordon さんって、知ってますか。

日本の学校の日本史の教科書には登場しますか?
私の母校の先輩だったので、日本史の授業の中でかなりたくさん時間を裂いて彼女のことを勉強しました(その証拠は、歴史大嫌いのあたしが覚えているということ。)

戦時中、私が通ってたアメスクに通っていて、
終戦当時アメリカ人で日本語が喋れる人なんてほとんどいなかったから、
日本に戻され、マッカーさんと一緒に日本国憲法案を書いた人です。


GHQの日本国憲法制定チームの中で唯一の女性だったゴードンさん。彼女の通訳のお蔭で、当時まだ21歳だったアメリカ女子のお蔭で、
「日本国憲法第24条、家族生活における個人の尊厳と両性の平等」があるんですと。


これがなかったら、今でも親が借金したら、娘を売り飛ばせちゃうような社会だったかもしれない?!


日本のためにいいことをしてくれたとはいえ、21歳の女の子がこれを書くことを指摘してくれないとアメリカはそんなことしなかっただろうし、戦後の日本政治の中で誰かが書き入れることもなかっただろうし。。。

なんだか複雑な気持ちになります。

こんなインタビュー記事 もありました。

でもこの記事にもあるように、政治家ではなく、普通の子の意見も取り入れられたことがよかったのかもしれない。