この方の津軽三味線が無性に聴きたくなって♪ | NY しろうさぎのNew York Life with Music♪
最近あるキッカケがあって、ふと想い出して聴きたくなった津軽三味線の名人 高橋竹山(たかはし ちくざん)(1910-1998)さん。せっかくなので、ブログでもご紹介してみます☆
一地方の芸であった津軽三味線を全国に広めることに尽力し、三味線を芸術の域にまで高めて多大な功績を遺した名手です。

しろうさが若かりし頃に、ある恩師から教えていただいて知った方なのですが、初めて聴いたときはその圧倒的な音色に衝撃を受けたことを覚えています。
津軽三味線は、世間から蔑まされた津軽の盲目の旅芸人たちが、津軽の厳しい気候に耐えながらも生きていくために奏で続けた、『生きること』そのもののような魂の音楽。まさに日本のブルース。
叩くように奏でる生命力あふれる奏法と音色が特徴で、もとは盲目芸であった津軽三味線ですので、本来は楽譜と言うものは存在せず、その都度即興で演奏されていきます。

高橋竹山さんも幼い頃の病気が原因で半失明となり、昭和8年には三陸沖地震による津波にも巻き込まれて九死に一生を得た経験もあるそうです。
即興曲''岩木''を貼ります。
ことばではうまく形容し得ない、色鮮やかな奏法と魂に響く力強い音色をお聴きください。



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しろうさは津軽三味線に詳しいわけではないですし、習ったこともないのですが、津軽三味線奏者として一般的にも有名なのは吉田兄弟や上妻宏光さんでしょうか。
彼らは伝統を重んじながらも、若いエネルギーと感性で津軽三味線に新たな息吹を吹き込み、その可能性を広げ、世界じゅうで益々ご活躍されていて、しろうさもぜひともライブを聴きに行ってみたい方々です。
(実は11月にNYCで吉田兄弟のライブがあったのですが、都合がつかず行けなくて残念でした。。。)
''Rising''のmusic video。何度みてもかっこいい~♪



上妻宏光
''游''

シャッフル・リズムでグルーヴする津軽三味線!


これぞジャパニーズロックとジャパニーズジャズだ~!

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