”実質賃金を、最も長期間引き下げた男” ~三橋貴明氏のブログより~ | へっぴりごし

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つれづれなるままに・・・

井戸端談義のネタにでも

誤字脱字が多いのは、年のせいにします。w

 

 というわけで、財務官僚は法律(あるいは閣議決定)を緊縮財政が推進されるように制定することを続けてきました。官僚の本質からは、明らかに逸脱しているわけですが、国会議員や国民の反発を防ぐために、有力者へのご説明、ルサンチマン・プロパガンダ、恐怖プロパガンダ、財政研究会(記者クラブ)を使ったメディアコントロール、スキャンダル、国税庁といった様々な武器が使われ、我々日本国民は財政主権を失った状況にとどめ置かれています。


 もっとも、現実の日本経済の悲惨さが、財務省の緊縮プロパガンダをすら打ち砕こうとしている。何しろ、実質賃金が25カ月連続のマイナスです。


 岸田文雄、第100・101代、日本国内閣総理大臣。日本の実質賃金を、最も長期間引き下げた男。
 

 自民党総裁選挙において「所得倍増」を謳い、当選したにも関わらず、無かったことにした男。
 

 この期に及んで、秋の自民党総裁選挙で再選(という無茶)を目指す男。
 

 恐らく、最後の「再選」の話が無ければ、事態は変わっていたでしょう。とはいえ、本人は本気で再選を目指している。
 ところが、内閣支持率は17%、自民党支持率は20%(毎日新聞、6月22日、23日調査)。


 しかも、実質賃金計算時の「持ち家の帰属家賃を除く総合」消費者物価指数は、総合を上回り、3.3%に達している。

【日本の消費者物価指数の推移(対前年比%)】

 


http://mtdata.jp/data_91.html#CPI24May

 ちなみに、持ち家を除く(略)が総合を上回っているのは、もちろん「持ち家の帰属家賃」の上昇率が低めに「設定」されているめです。


 持ち家の帰属家賃とは、実際には 家賃の受払を伴わない持ち家について計算した帰属家賃です。例えば、貴方が持ち家に住んでいたとして、「その家に貴方は(架空だが)○○万円の家賃を払っている」ことにして、消費者物価指数の統計に含めるのです。

 

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