地球を取り囲む「悪意の源泉」はどこにあるか。人工スパイクタンパク質の誕生34年目にして考える | へっぴりごし

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誤字脱字が多いのは、年のせいにします。w

【InDeep】記事より↓↓

 

 

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日本が自己増殖スパイクタンパク質の嵐に見舞われる前に

最近、東京理科大学名誉教授の村上康文さんが、日本で承認されたレプリコンワクチンについての投稿をされていました。

以下は投稿の冒頭です。

今回のポストの目的は、一流の学術誌である Cell の査読済み論文において、現行のレプリコンとほとんど同じ仕組みのレプリコンを細胞に導入してみたところ感染性のある粒子が放出されるということが示されていたことを一般の方々に周知することです。

現在、日本で接種しようとしている単純な自己増殖型 mRNA ワクチンは感染性粒子が細胞から放出される可能性があると考える人は多いのですが、それが既に 30年前に示されていたというわけです。

このような論文がある以上、製薬企業側は感染性粒子の放出が個体間感染を招かないことを証明しなければなりません。これは開発側に課された義務であってレプリコンワクチンの危険性を懸念している研究者が証明しなければならないものではありません。

村上康文

 

この後、長くご説明されていますが、

> レプリコンを細胞に導入してみたところ感染性のある粒子が放出される…

というのは、簡単にいえば、「レプリコン接種により人々のあいだに感染が拡大する可能性」についての話です。日本で承認された現在のレプリコンワクチンだと、抗原として使用されているのが、最初の新型コロナである「武漢株」ですので(受容体への結合能力はパワーアップしているそうですが)、武漢株の感染が広まる懸念ということですかね。「1に戻る」という感じはあります。

 

 

しかし、村上名誉教授の話からは逸れますが、「1ではない」のですよね。今の日本人の場合、

「多くの人々が体内に武漢株の感染増強抗体を持っている」

ため、免疫システムが結構反応しちゃうと思うんですよ。

 

感染増強抗体というのは、ADE 抗体依存性感染増強)というものを誘発する可能性のあるもので、それが起きるのは一部の人たちとはいえ、本来より「感染しやすくなり、重症化しやすくなる」という現象で、RSウイルスワクチンとか、デング熱のワクチンとか、いろいろなもので知られた現象です。

 

もちろんコロナウイルス(新型も含むすべてのコロナウイルス)もそうです。この ADE の観点からだけでも、コロナワクチンはどんなタイプのものであっても、本来、展開させるべきものではなかったんですけれど、もう遅いです。

 

ちなみに、レプリコンワクチンに使われている抗原が「武漢株」のコロナウイルスだということについては、もうそんなものは、この世に存在していないものです。「それを予防する」という前衛的な思想に基づいたもので、そもそも、承認した厚生労働省部局も、承認書に以下のように書いています。

レプリコンワクチン承認書より

本邦で 2023年秋冬の接種に用いるワクチンは、オミクロン XBB.1.5 対応 1価ワクチンが基本とされている。以上のような状況に鑑みると、起源株に対するワクチンである本剤の臨床的位置付けは不明と言わざるを得ない。

コスタイベ筋注 審査報告書

 

「臨床的位置付けは不明と言わざるを得ない」と記しつつ「承認した」という前衛的な厚生労働省の姿勢が見えます

 

村上名誉教授の話に戻りますと、名誉教授は、

> 自己増殖型 mRNA ワクチンは感染性粒子が細胞から放出される可能性があると考える人は多いのですが、それが既に 30年前に示されていたというわけです。

と書かれています。

 

つまり「自己増殖型ワクチンが感染性を持つ」ことは、30年も前に、論文で発表されていたということですね。

 

その論文は、1994年の以下のものだと思われます。

自己複製RNAから水疱性口内炎ウイルス糖タンパク質の発現によって生成される新規感染性粒子
Novel infectious particles generated by expression of the vesicular stomatitis virus glycoprotein from a self-replicating RNA

 

論文の概要の以下のような部分がそれを示しています。

 

> レプリコンを組織培養細胞にトランスフェクションした後、水疱性口内炎ウイルス糖タンパク質の発現が小さな病巣から培養細胞全体に広がった。細胞からの上清には感染性のウイルス様粒子が含まれており、これらの粒子は継代可能であり…

 

村上名誉教授は以下のように述べています。
太字はこちらで入れています。

村上名誉教授の投稿より

この秋から定期接種として使用されるレプリコンワクチンで使用されるスパイクタンパク質は武漢型ウイルスのスパイクタンパク質の機能強化版です。

細胞侵入の際に使用されるACE2受容体への結合力は60倍にもパワーアップされていて高い感染力を示します。また感染する宿主の動物の種類も武漢型と比べて大幅に拡大しています

レプリコンワクチン接種者においては細胞から細胞外小胞に包まれた感染性のレプリコンが放出され、しかもオミクロン以降型のスパイク抗原を発現するため、細胞外小胞にはスパイクタンパク質が林立することでしょう。

この粒子は体液を介して細胞から細胞に感染していくことは確実ですが、ワクチンや既感染で誘導された抗体は、レプリコンワクチンで産生されるスパイクタンパク質に対する中和活性は低いかほぼゼロであるため、このレプリコン疑似ウイルスは生体内でも細胞から細胞へ広がるでしょう。

ウイルス感染であればウイルス感染細胞は局所的ですが、レプリコンワクチンではリポフェクション法よりも高い効率で細胞にRNAが取り込まれ体中の細胞で大量に複製され細胞外に放出されるのです。

細胞あたりのRNAコピー数はかなり多いでしょうから一つの感染性粒子に多数のレプリコンが含有される可能性も考えられます。

レプリコン疑似ウイルスの宿主域も広いため、ほとんどの哺乳類に感染拡大するリスクも考えられます

…個体間伝播がないことが証明できるまでは、この種のレプリコンワクチンのヒトへの接種は決して行うべきではありません。

村上康文

 

日本でレプリコン接種が始まった場合、日本列島がまたたく間に、ヒトも他の哺乳類も関係なく、このレプリコン疑似ウイルスが拡大していくという可能性があるようです。

 

村上名誉教授は、YouTube でも述べていますが、そこの言葉のほうがわかりやすいかもしれません。

 

村上名誉教授:「打ってない人にまで大きな害をもたらす」

 

村上名誉教授のおっしゃる軸は、「スパイクタンパク質というのは、有毒なタンパク質であり、その有毒なタンパク質が自己増殖タイプでは人から人へ広がってしまう可能性がある」ということです。

 

コロナワクチンの有害性は、いろいろな問題がこれまでたくさん出てきましたけれど、最大のポイントは、「スパイクタンパク質は有毒である」というところに行き着きます。

そして、このワクチンについて、後遺症などを含めて、現状で起きていることについて、「薬害」というニュアンスで語られるところが多いですが、

「根幹を貫き通している悪意」

というものがあると私はずっと思っています。

 

それは、陰謀論的に言われるような部分も含まれるかもしれないですが、しかし、いわゆる政治家や省庁の役人たちや、あるいは、お医者様や医療従事者たち個々に何か陰謀めいたことがあるとはまったく思いません。

 

政治家の人たちのほとんどは不勉強なわけで、コロナワクチンの作用機序さえ知っている人はほとんどいないでしょう。ワクチンに関しては、政治家の人たちは、ドストエフスキーのいうところの白痴という概念が適用しやすいと思います。

 

医師や医療従事者も、陰謀を行う側どころか、自分たちがすすんで被害者になってしまっている。以下の医師の接種率を見てもわかります。

 

大阪府の65歳以下の医療従事者のワクチン接種率の推移

donkey1399

 

ですので、こういう「小さなカテゴリー集団」には、陰謀論的な悪意はないんですよね。まあ、お金を儲けたいとかそういうほうの思いはあっても、そんなことはどうでもいいことで、このカテゴリーは、ほぼ全体が「上へ倣え」とという姿勢と、「徹底した無思考」でここまで来ていますので、「悪意の探索」の中で相手にするカテゴリーではないです。

 

あと、ファイザーなどの製薬企業も、あまりこれらと差のないカテゴリーにあるとも考えます。彼らもやっていることがドストエフスキーの前述の小説のタイトルそのものです

 

もちろん、「悪意の源泉」など私のような一般人にわかりようもないのですが、日本人の危機にまで発展しようとしている「スパイクタンパク質」を軸に思い出してみました。

 

 

人工スパイクタンパク質の誕生からすでに34年

ちなみに、「人口削減」という概念がありますけれど、これ自体は古くからある概念で、たとえば、稀代の科学者であったニコラ・テスラ氏や、私に科学への興味を持たせてくれた、やはり天才科学者のフレッド・ホイル博士なども、人口削減を指向していました。

1935年のニコラ・テスラ氏のインタビューより

…過去の時代、適者生存を支配する法則は、あまり望ましくない菌株を大まかに排除していました。その後、人間の新たな哀れみが自然の冷酷な働きを妨害し始めました。

その結果、私たちは生き続け、不適格な人間を繁殖させ続けています。私たちの文明と人種の概念に適合する唯一の方法は、不妊手術と交尾本能の意図的な誘導によって不適合者の繁殖を防ぐことです。

…優生論者の間の意見の傾向は、結婚をより難しくしなければならないというものです。望ましい親でない者が子孫を残すことは許されるべきではありません。

 

過去には、同じような人口削減提言が、多くの科学者たちから出されていたことは事実で、つまり、どこかの「悪の組織」が、悪意のもとに人類の削減計画を始めた…というより、知識人などに広く蔓延する、このような思想が存在していただけに、

「医学や科学の世界からは、どんな場所からでも無意識に人口削減が提起、実行される芽はある」

のだと思います。

 

このあたりは、以下の記事で書いていました。

フレッド・ホイル卿…ニコラ・テスラ氏…ジャック・アタリ氏…共通するのは、皆が優生学指向で「人口削減推進派」であることだったり
 In Deep 2022年11月4日

 

私自身は、自分の人生は常に「削減される側」でしたので、こういう人口削減案を素直に肯定することはできないのですが、ともかく、広くその思想は蔓延していたと思われます。

 

そして、この人口削減的意識の中で、

「最も効率よく作用したもののひとつが、スパイクタンパク質」

だとも思います。

 

ちなみに、この「有毒なタンパク質」についての「特許」が出願されたのは、今から 22年前の 2002年です

以下に特許があります。

 

組換えコロナウイルスの製造方法(米国特許 US7279327B2)
Methods for Producing Recombinant Coronavirus

米国特許「組換えコロナウイルスの製造方法」より

Google Patent

 

ここで引用されている論文には、「組換えコロナウイルス・スパイクタンパク質の細胞内輸送」というタイトルのものもあり、これなど、1990年の論文で、34年前のものです。

 

これだけ開発に歴史があるのなら、スパイクタンパク質についてはいろいろなことがわかっていたと思います。

 

スパイクタンパク質自体の有毒性も、さすがにわかっていたと思います。

 

そして、同じ 1990年には、「コロナウイルスのスパイクタンパク質遺伝子治療に関する特許」が、ファイザー社から出されています。

 

つまり、

「スパイクタンパク質への遺伝子治療の特許は、34年前にファイザーが取得していた」

のですね。

 

この特許は 2010年4月に失効となっていますが、以下で内容を確認することはできます。

イヌコロナウイルス・スパイク遺伝子とその用途
Canine coronavirus S gene and uses therefor

 

このあたりについては、以下の 2021年の記事の後半で書いています。日本で、コロナワクチン接種が本格化してきた 7月の記事です。

仏英のワクチンパスポートの現実。そして、1990年のファイザー社の特許「コロナウイルス遺伝子組み換えスパイクタンパク質の発明」から30年間の努力の歴史
 In Deep 2021年7月15日

 

ここで、私は以下のように書いていました。

2021年7月15日の In Deep より

それにしても、コロナウイルスのスパイクタンパク質を軸にしての治療薬 / ワクチンの開発は、1990年から、実際にヒトに使用される 2020年までの実に 30年間続けられてきたということになり、「コロナワクチンは研究開発期間が短すぎる」と言われることなどもありましたが、30年なら十分な時間です。

月並みな生物兵器でも、そんなに時間をかけて作られるものは少ないと思います。

「だから完璧なのかあ…」

と、先日の記事の内容などを思い出して、感慨にふけっていました。

indeep.jp

 

私は、これらについて、生物兵器という言い方はあまりしなかったですが(生物兵器は戦争に使うものですが、スパイクタンパク質は戦争に向かないため)、「完ぺきな致死ツール」だとは考えていました。

 

先ほどの記事に、「このワクチンを全身全霊で拒否することが、自分の人生最期の戦いかもしれない」とまで書いていますが、それくらい私には、強力な致死ツールに見えたのでした。

 

今でもその考えは変わりません。

 

そして、そのように確実に人を死に至らしめるような「人工スパイクタンパク質」というものを 30年以上の歳月をかけて人類の中に放った、その「意志」が何なのかは今も正確にはわかりません。

 

確かに人工削減なのかもしれないですし、他の意図があるのかもしれないですが、それは本当に私たちには見えない世界だと感じます。

 

なお、2020年にパンデミックにいたるまでの 21世紀のタイムラインを以前記事にまとめました。

しかし、そこに出てくるあらゆる人物が小さく見える。

 

私たちに「見えている」人たちははすべて大したものには映りません。慈善家ゲイツさんにしても、それこそ、世界経済フォーラムなどにしても、見えている人たちは小者としか思えなくなっています。この人たちも、やっていることがドストエフスキーの小説のタイトルの世界です。

 

悪意の源泉はどのあたりから発せられているのか。

 

そのことをよく考えますが、もちろんわからないままです。