松原照子氏：
“今”と言いましても、時は一秒、一秒、また一秒と、時を進めています。
あなたは、ご自分の時の流れを感じ取れていますか？
また、一週間前のご自分の胸の内にどのような思いが飛来したのかを、直ぐに思い出せますか？
心に残るような普通でない出来事が起きない限り、自分が食べた夕食など、記録でもしていないと、なかなか思い出すことなど出来ません。
今の日本においては、自分に特別なことが起きない限り、平穏に暮らせていると思います。
ただ、貧富の差は目立ち始めています。
この今の日本が住みやすいのかどうかは、日本にしか住んでいない身としてはわかりにくいのですが、日本という国を今一度見直す時期が来たと思います。
来年の4月13日、大阪万博の開催が決定されているのに、1970年の大阪万博の時のように大成功に終わるかと言いますと、心が溶けそうな心配材料だらけです。
開催まであと一年と一ヵ月です。
1970年から来年で55年が経ちますが、1970年の時は23歳から大人料金800円で、17時以降は半額でした。
今回はと言いますと、18歳以上が7,500円です。
上海万博の時の入場料は幾らだったのでしょうか。
今の日本は、至る所に綻びが生じている気がいたします。
昨年は3万品目を超える食品値上げラッシュでしたが、今年も物価上昇は続くことでしょう。
あなたの暮らす市町村は大丈夫でしょうか。
破綻の危険はありませんか。
日本は借金国で、地方の財政はご自分の生活に関わってきます。
日本は、今のままで行くと決して住むやすい国とは言えません。
これからの地球は大規模災害に見舞われて行くことでしょう。
勿論、日本においても同じです。
日本には活火山が111もあると言います。
これからは“噴火”にも気を付けなくてはいけません。
それと“豪雨”です。