米国を見限ったサウジ
米国のブリンケン国務長官のサウジアラビア訪問で、サルマン皇太子との会談場所に、米国の国旗が見られなかった。
通常このような外交場面では、自国と相手の国旗を掲げるのが外交儀礼だが、サウジは故意に米国国旗を外したのだ。
これは、サウジがブリンケンを歓迎しないという意味であり、サルマン皇太子は中露との連携の重要性を語ったという。
実は、四月にブリンケンがベトナムを訪問した際にも、今回と同じくベトナムは米国の国旗を故意に設置していなかった。
そうなると、ベトナムやサウジはブリンケンを派遣したバイデン政権を、正当な米国政府とは認めていないのかもしれない。
親米だったサウジアラビアが、BRICSへの加盟を申請して、急に米国離れをしているのは、将来のドル崩壊を見込んでだろう。
野崎晃市(48)
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