【マドモアゼル・愛 】
動画では今、起きていることを簡単に流れから説明し、いかに現在が歴史的に重要な地点にいるかとの前提をまずお話しさせていただきました。
その上で、今、起きていることがどんな内容なのかの探りを入れております。
先週起きた、イングランド銀行の危機、そしてつい先日起きたクレディスイスの騒動について、また、ノルドストーム2の破壊の背景など、歴史的な事態における一事象であることを語りました。
中世ベネチア、すなわちシェークスピアのベニスの商人から始まった、金銭支配の歴史が、金銭そのものが持つ業によって、異常なデリバティブを生み出し、全発行紙幣額以上の怪物的マネーが踊り狂い、その一部が墓場行きとなる危険があること。それは、実態マネーや実態経済を飲み込む巨大な破壊に至ること。
そうしたマネー世界に足を踏み入れて来なかったロシアは、良い意味での蚊帳の外にあり、通貨の概念を、実物のしっかりした裏付けのあるものとして、戦いを挑んでいる構図を理解する必要があると思います。
それに対し、ロシアのノルドストリーム2が破壊されましたが、その理由はなぜなのか、、、答えは簡単にわかるのですが、それがもたらす悲劇は致命的です。ヨーロッパ全員が安心して冬を越せるように祈る思いです。
そこまでして、全欧州民を犠牲にしてまで、戦争を求める力があるという悲劇。こうした力がなくなるまで、私たちの地球は下等な星のまま推移することになるわけです。