ピョートル大帝を目指すプーチン
ロシア初代皇帝ピョートル大帝の生誕350周年、及びロシアの独立記念日にプーチンがピョートル大帝を引き合いに出だした。
ピョートル大帝がスウェーデンとの戦争で領土を取り戻したと演説し、ウクライナ侵攻を領土回復と位置付けたのである。
ロシア軍はウクライナ東部でも実効支配地域を拡大しつつあるが、プーチンが目指すのはロシア帝国領土の復活である。
ウクライナ南部へルソン州やサポリージャ州では、ロシアの旅券を発行することで、併合を既成事実化しようとしている。
さらに、ロシア国会ではリトアニアの独立を取り消す法案が審議されており、リトアニアの併合を宣言する可能性もある。
野崎晃市 (47)
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