安静を導く指圧の創間「副交感性の圧」 | 身体を奏でる♪「身体奏法」

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皆さん、こんにちは。
川島大和です。
最近、ずっと暑い日が続ていましたが、
今日は天気が曇っていたせいで、暑さもそれほど厳しくなかったです。
指圧の往診も快適でした。
さて今日も患者さんたちが
「先生の指圧、すっごく気持ちいい」
「川島先生に圧してもらうとすごく楽になるの」

等、ありがたいお言葉をいただきました。
なぜそのようなことを言われるのか?
今回は自分なりに思ったことを書かせていただきます。
ご参考になれば幸いです。

先日の経絡指圧のセミナーで藤崎先生が
圧には2つある
と言われました。
1つは「交感性の圧
もう1つは「副交感性の圧

交感性の圧とは指圧を受けている相手を興奮させるような圧で
例えば強く、速いテンポで圧す感じです。
アスリートなら試合前やパフォーマンス前の施術としては
有効だと思います。
しかし自然治癒を喚起するための施術としては
やはり副交感性の圧で行うことにしています。
副交感ですからゆっくりとしっかりと圧す感じです。
交感性の圧との大きな違いは
持続圧
です。
指圧の際に相手の身体部位に徐々に圧を加えていき、
圧を持続した状態を保ったら・・・



ゆっくりと圧を弱めていく。
そのリズムで施術するようにします。
副交感性の指圧を受けた人は、
リラックスしてきますし、寝てしまうことも多々あります。
この状態こそがまさに
副交感神経優位の状態




なのです。

私たちは具合の悪いときや調子が悪いとき、
横になったり、無理せずゆっくりと過ごしたりしますよね。
つまり不調や病気の時は
安静にします。




安静にするということは
副交感神経が優位な状態にすること

だと思います。
そうすると免疫力は高まるだろうし、
内臓の働きも活発になるはずです。
指圧の施術では、
相手を安静な状態
つまり副交感神経優位な状態に導くために
持続圧を行います。




創間(SOMA:そうま)

自然治癒のための間を創る
それが私の施術です。
私は何も特別なことやすごいことをやっているのではありません。
私のことをゴッドハンド!
という人もいましたが、
いえいえ私はただの中年男です(笑)
あなたにもきっとできるはずです!
ほんの少しの間をとる・・・
それが自然治癒を呼び覚ますきっかけとなります。
参考にして下さい。



それでは、今日はこの辺で。
ありがとうございます。