MEMO アレクサンダーテクニーク 「ゴルフの喩え」 | 身体を奏でる♪「身体奏法」

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楽器のように体を使う「術」 安全で、快適な動きを育む♪

皆さん、こんにちは。
川島大和です。
昨日の雪、すごかったですね。
仕事を終え、帰宅する時には
電車が運転見合わせ、大幅な遅延などがあり、
やっと電車が動いて駅についたと思ったら、
今度は駅から自宅まで雪が結構積もっていて
普段は何でもない道を悪戦苦闘しながら歩いて
何とか家に着きました。
やれやれでしたね。

さて今日は私が思うことをいつものように
徒然なるままに書かせていただきます。
あくまでメモとして書きますので
合ってるとか間違っているとかいうのはなしで
ご覧になって下されば幸いです。
それでは、書きましょうか。

アレクサンダーテクニークをスポーツに喩えると・・・
ゴルフ」のようだなあ
と私は思いました。



野球やサッカーなどのスポーツは
得点の多さを競います。
1点でも多く取った方が勝ちです。
ですからとにかく何が何でも得点を狙います。



その一方でゴルフの場合は
できるだけ打つ回数を少なくして
どうやったら目的地であるホールに
ボールを入れられるかを競います。




あるホールはパー4、
別のホールはパー5、
というようにホールごとに打つ回数が決まっています。
またホールによって
ショートコースのような短いコースもあれば、
ロングコースのように長いコースもあります。


そして「このホールには池があって難しい」
とか「バンカーがすごく大きくて深い」


というようにコースごとに個性があって
難易度も違います。
そういった条件の中で
自分で使用するクラブを選び、


風をよみ、コースをよみ、芝をよみ
自分でショットをコントロールして、


いかにして少ない回数で
目的地であるホールに
ボールを入れるか
それを競うのですが、
ゴルフでは、ゴルファーのそばに
頼もしい助っ人がいます。
それがキャディです。
キャディはただたくさんのクラブ等が入った
重いゴルフバックを運んでくれるだけの
お手伝いのような存在ではありません。
芝の目やコースの特徴、クラブ選びなど
ゴルファーに適切な助言を与え、
時には士気を鼓舞したり、
ゴルファーの心の支えとなります。

アレクサンダーテクニークでは、
○○アプローチとか
☆☆法とか
そういう何か特別な、新しいものを
たくさん学ぶわけではありません。
過度な緊張を抑制し、
その人らしく動いていくことを目指していきます。
不必要な緊張をせずに、いかに体を使うのかが問題であり、
緊張をたくさんした方が勝ちではないのです。

そして
アレクサンダーテクニークの教師は
キャディのようにいつもそばにいて
その人が自分で考え、行動することを
時にアドバイスをしたり、自分の意見を述べたりしながら
サポートしていきます。
動くのは相手であって、教師が相手を動かすわけではないのです。

ゴルフでは、
1打でカップにボールが入るのを
ホール・イン・ワン
と言っています。
アレクサンダーテクニークでは、
頭と脊椎」の関係に着目し
不要な緊張をやめることを学びます。

ですからスポーツに限らず、
日常生活動作から楽器の演奏、舞台での演技など
様々な分野、ジャンルにおいても
頭と脊椎」の関係という1つに
すべてが集約されるわけです。

まさに
All in One(オール・イン・ワン)
ですね。
頭と脊椎を見ていたら
ゴルフボールとティーに見えてしまいました 







以上



いかがだったでしょうか?
最後はオチがつきましたが、
思いつくまま、気の向くまま書かせていただきました。
アレクサンダーテクニークがどういうアプローチをし、
どんなことを目指しているのか?
アレクサンダーテクニーク教師の存在とはどんなものなのか?

私なりに色々と考えながら
ゴルフの喩えを使って説明を試みました。
ゴルフを見ていると不思議に
単なるスポーツには見えなくなってきていて
どうしてかな?
と自分で思っていましたが、
アレクサンダーテクニークを学ぶようになって
ゴルフとアレクサンダーテクニークってなんか似ているなあ
と思えるようになりました。
おもしろいものですね。 

それでは、今日はこの辺で。
ここまで読んで下さって
ありがとうございます。