いつも読んで頂きありがとうございます。
筑後の四代目畳屋、波動畳職人、
近本秀明です。
今回は、波動い草の生産者である山浦さんを
ご紹介させて頂きます。
今の季節は、夏に刈り取ったい草を泥染めして
日に焼けにくく青みを永く残せるようにしておきます。
今はそれを織機にかけて畳表を織っている
最中です。
縦糸は綿もしくは麻糸で横糸の代わりにい草が
一本、一本,右から左から糸の間に入っていきます。
何時間かかけてこの様な畳表になっていきます。
今の季節、い草が植わっている田んぼ(い田)は
こんな感じです。
冬場のい田植えが終わったばかりの田んぼです。
い草の仕事は、冬場の寒い時期に氷が張る様な
田んぼにい草の苗を植えていきます。
昔は、氷を割ってい草苗を手で植えていってた
そうです。
そして、夏の暑い炎天下でい草の刈り取り
が行なわれます。
昔は手作業でそれは大変だったそうです。
学生アルバイトも一日来たかと思うと次の日から
来なくなるというほどだったそうです。
大変な仕事です。
今は機械化されているということですが大変さは
変わりません。
そして、山浦さんの田んぼは、土作り、水にも
こだわり、独特のい草作りをされています。
いく種類もの粒子の違った土、腐葉土有機肥料、
土作りには唯ならぬ思いと努力をされています。
水にも生体エネルギーを与え、日本でここにしか
ないい草、波動い草を作りあげています。
十数年前は、あいつはおかしい、とか狂っている
とかまわり近所から言われていたそうです。
私も最初に出会ったときはとっても変った人だとは
思いましたが、
今では少しづつ理解してくれる人が増えて
きているそうです。
私も十数年前から微力ながら一緒に全国に
そして全世界に広げていきたいと思っている
一人です。
敏感な人はこの作業場に入っただけでなんだか
心地いい気分になると言う人がいます。
そしてこの波動い草の畳表を抱きしめて放さない
人も出てきます。
そんな波動い草で畳を作り家の中を心地よい
エネルギーの高い空間にしたいと頑張って
います。
そして今の時代、心が疲れている方が
多いように思います。
家に帰ったら疲れた心を波動畳で少しでも
癒して頂ければと思っています。