筑後の四代目畳屋、波動畳職人、

                  近本秀明です。


 「ギブ アンド テイク 」という言葉があります。


与えよ、さらば 与えられん。ちょっとちがったかな?


先ず与えなさい、そうすると得ることが出来ますよ


ということです。



もしくは、やるから ちょうだい。かな?


得ることばかり、奪うことばかり、を先に考えては


得ることが出来なくなりますよ。という言葉ですが。




ある本に書かれていたことですが、それから


変化して、「ギブ アンド ギブ 」与えてそして、


与えなさい。



という言葉に変わってきました。




この言葉は、何かを得ようと思うならば、何かを


得ようと思う前提があってその上で、与えなさい、


そうすると、何かを得ることが出来ますよ、


というのではなく、ただ、与えなさい、そして、


与えなさい。ということです。



そうすれば、物事が良い方向にいきますよ、


ということなんです。



与えて、そして、また与えるの?と思いますよね。



でも、今の時代はそれでも違うようです。


とその人は言っていました。



今の時代、もしくはこれからの時代、


「ギブ アンド モアギブ」だと言っているんです。



なんだって! 与えて、与えて、もっと与えなさいだって、


そんなバカなことが出来るか!と思いました。



与えるばっかり?何ももらえないの?

損するじゃん。とも思いました。


なかなかそうは出来ないものです。



人は私もそうですが、エゴをなくすためにこの世に


生まれてきている、といいます。




自分に都合の良い事ばかりが起こるはずも


ありません。



自分に都合の悪いことが起こる時は神様が


何らかのメッセージを自分にくれて、早く気付けよ


と知らせてくれているんだなぁと思います。



「そこがお前のエゴなんだよ。」と。



「もっと魂を磨けよ。」と。




そうすると、自分が損するじゃんとか、自分だけが


損するとかあまり考えなくなりました。



自分がこの世ですべき事をコツコツとやっていけば


いいんだなぁと。



妻や子どもには申し訳ないけどもたとえお金が


入ってきても、来なくてもやるべきことをコツコツと


やって行けばいいんだと。




そう考えると、「ギブ アンド ギブ」も


「ギブ アンド モアギブ」も分かる様な気がしてきました。




そんな気持ちがこの半年強くなって来たんです。




去年は娘の小学校のPTAの会長もさせて頂きました。



数年前の自分ならば自分はだけが良けれ


ばよかった人でした。



PTAなんかとんでもないと思ってました。


でも、頼まれたから、誰もやり手がなかったので


引き受けてしまったんです。



思った以上にとっても大変で、心配で夜も寝れ


なかったりしました。


ボランティアでもこれだけ責任があるんだと知る


ことができとてもいい経験をしました。



別に何かを得ることを期待してPTAをした訳では


ありませんでした。



時間とお金を提供して(自営業は時間=お金)見返りを


求めずにやることに抵抗はありませんでした。



家内はいいかげんにしたらと言っていましたが。



これも自分が損するからしないというのではなく、


まずやってみようて思ってしてきたことです。





仕事をする時も「ありがとう、ごめんなさい、


許して下さい、愛しています」と、機械のガッチャン、


ガッチャンという音に合わせて心のなかで口ずさみ


ながら、畳をつくっています。


photo:01





 ホ、オポノポノを愛犬ハナとの散歩の時も、


布団に入って寝る時も、クルマを運転する時も


何か四六時中知らず、知らずに心のなかで


唱えてます。



そのせいなのか分かりませんが、畳の仕事が


去年の2倍に増えて来たんです。



何だか、「ギブ アンド モアギブ」って考えた方が、


取ろう、取ろうとするよりも、これでもか、これでもか、


と与えた方が仕事もお金も沢山入ってくるようです