筑後の四代目畳屋、波動畳職人、

近本秀明です。


今回は、『古事記』とは何かという


難しいタイトル


ですが、私が難しいのはにがてなので


分かりやすく、


書きます。 『古事記』とは全三巻か


らなる現存する日本


最古の歴史書だということです。


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その内訳は


天地の形成にはじまる神話の時代まで


を上巻、


神武天皇から応神天皇までの時代を


中巻、そして、


仁徳天皇から推古天皇までを下巻に


収めてあります。


当時、公式文書がすべて漢文で書かれ


ていた時代に、


漢字を用いた和文体で書かれている点


は大きな特徴です。


では、この書はどのようにしてできた


のか。


その成立の経緯は、『記』の序文に書


かれています。


四十代天武天皇が編纂の勅命を発しま


した。


当時はさまざまな地域や氏族に、固有


の神話や伝承が


存在していました。しかしその中には


事実と


異なるものがあり、天武天皇はそれら


が誤ったまま


後世に伝えられては、新たな国家体制


を築く上で


根幹を揺るがしかねないと考えたんで


す。そこで、


歴代天皇の系譜や事跡である「帝紀」


神代、人代の


神話物語や歌謡などを著した「本辞」


(ほんじ)などの


基礎史料を整理して 稗田阿礼


(ひえだのあれ)


(天武天皇に仕えていた暗唱能力が


ズバ抜けて高い舎人とねり)に


誦(しょう)させ、


太安万侶(おおのやすまろ)が書きとめ


たと言われています。


だが、


実際のところ、これは表向きの理由に


過ぎない


のかもしれない。天武天皇が神話や


伝承を


まとめて体系化する事業に乗り出した


のは、


天皇家の全国統治の歴史を広めつつ、


自らの皇統の


正統性を主張するためだったと言われ


ている。


しかし、天武天皇は完成を見ずに崩御


します。


そして、天武天皇の遺志を継いだ


四十三代元明天皇が


命を下し、稗田阿礼が誦するのを


太安万侶が編纂し、


和銅五年(712)年に『古事記』は完成


しました。


すごいですね~。天地の形成からはじ


まり、


天武天皇の本心がそんなところに


あったのかと


思うと、『古事記』って面白いです


ね。


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