オリオン座。 | 女浪士 あずみ

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オリオン座のベテルギウス(オリオン座の剣のあたりの星、赤みがかったオレンジ色)と子犬座のプロキオンとあわせて(オリオン座の東側、色は白)冬の大三角形と呼ばれています。(シリウスが下になる逆三角形です)

2月の中旬なら21時前後に南の空に見えるはずです(天気がよければですが・・)(2月20日は満月なのでちょっと見えにくいかもしれません)冬の澄みきった満点の夜空に浮かんでるのを見てみたいものです。

多くの星の名前はアラビア語に由来しますが、シリウスだけは「火花を散らす」「焼き焦がす」というギリシャ語(セイリオス)に由来しています。

おおいぬ座にあるため犬星とか天狼星(中国)とも呼ばれ、日本ではその色から青星とか、おおぼしとも言われてきました。

アラビアではアルシラー(輝く物)、英語ではDog Starエジプトではソティス、ナイルの星シホールと呼ばれ、特に古代エジプトでは季節の始まりを示す星としてあがめられてきました。

そのため、エジプトでは女神イシスを同一視され、崇拝されました。

8月シリウスが日の出直前に東から昇る時期(ヘリアカルライジングと言われています)母なるナイル川の氾濫期に当たり、シリウスの出てくる方向に建てられた女神イシスの神殿では、そのヘリアカルライジングの朝は、太陽(太陽神ラー)とシリウス(女神イシス)の光が地平線上で交じり合いながら神殿内に差し込んだと言われています。

そして、その日をエジプト歴の元日としたそうです。