#おすすめ簡単レシピ | 女浪士 あずみ

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卵を焼いた料理だけでも目玉焼き、玉子焼き、そぼろ玉子、オムレツにスクランブルエッグ。


ざっと思い浮かべただけでも色々出てきます。


しかしみんなが大好きなこの卵、意外と日本で当たり前に食べられるようになったのはそれほど大昔のことではないようです。


そしてその中でだし巻きが生まれたのはいつ頃の事なのでしょうか?。


そもそも野生の動物も獲物として卵を食べますから、本当の意味で卵を食べていたのは遥か大昔からだと思われます。


しかし西暦1300~1400年頃の日本では仏教の影響で動物の肉や卵を食べることは禁止されていましたので、主に食文化としての起源はそれ以降になり、その始まりは安土桃山時代であるとされています。


この頃に外国からカステラなどの卵を使った焼き菓子が伝わる事で再び卵を食べ始めるようになり、その後江戸時代に入ると卵を材料とした料理も色々と生まれてきます。


(当時卵はまだ高価なもので、庶民にはそうそう手の届くものでは無かったようです)


ではだし巻きはどうでしょうか?


既に玉子焼きに関しては色々記録が残っているようで、当時色々な形で調理され、寿司のネタなどにも使われ始めています。


そしてこの時代には当然出汁も存在するのですが、調べた限りまだ出汁と卵を混ぜて焼く料理の記録は見つかりません。


江戸時代の袋井宿(現在の静岡県袋井市辺り)で実際に出されていたものらしいですが、卵と出汁を土鍋の中で蒸し煮にし、膨れ上がった卵の泡と中の出汁をいただく料理なのですが、なんと当時からこの名前で売られていたようです。