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スキーの歴史というのは、元を辿るとかなり古いようです。

なんと、すでに紀元前2500年頃の壁画に、スキーを履いた狩人が登場しています。

ただ、スキーが技術として確立されたのは1800年代。

歩く=「クロスカントリー」、飛ぶ=「ジャンプ」、滑る=「アルペン」の3つに分かれました。

このうちゲレンデで発展したのが、「アルペン」というわけです。

「アルペン」とはすなわち競技スキーのことですね。

回転、大回転、スーパー大回転、滑降、複合(滑降+回転)の項目があり、いずれも選手が一人ずつ同じコースを滑ってそのタイムを競います。

それら競技スキーとは対照的に、ごく普通のスタイルでゲレンデを滑ることを「基礎スキー」と言い、ターンの質・スピード・合理性を競う大会もあります

1950年代に入ると、アメリカのプロスキーヤーの中で、アクロバットな要素を取り入れた「フリースタイル」が流行を見せ始めます。

このトレンドは、スキー種目が多様化する予兆をはらんだものでもありました。

そして、1979年には国際スキー連盟がフリースタイルを正式種目として認め、それ以降は「世界選手権」「W杯」も開催されるまでになります。

1992年に開催されたアルベールビル五輪で、正式種目となったフリースタイルは3種。

空中での技術を競い合うエアリアル、コブ斜面を滑りながら途中でエアを行い、またターンと速度を競うモーグル、音楽に合わせて滑り、ジャンプやスピンを行う芸術性の高いバレエ。

その後も続々と正式種目が追加され、スキークロス、ハーフパイプ、スロープスタイルなどが加わり、その一方でエアリアルとバレエは現在すでに競技が廃止されています。

国際スキー連盟の承認するフリースタイルスキーよりも、いっそう自由度(と危険度)が高いのがフリースキーで、これは2000年代から登場しました。

中にはスロープスタイルやハーフパイプなど、五輪種目となった競技もあります。

他にもゲレンデの外に出て天然の危険なコース滑ったり、山の急斜面を滑るエクストリームスキーという競技も出ています。

19世紀後半にノルウェーで広まったテレマークスキー、いわゆる「山岳スキー」。現代スキーの原型とも言われています。

アルペン、クロスカントリーなどの競技としても発展しましたが、一時は忘れられた存在に。

しかし1970年台からまた、クロスカントリーのスキーで斜面を滑る方法として復活。

板に靴がつま先だけ固定され、かかとが上がるというのがアルペンスキーとの大きな違いです。

現代でもこの滑り方を楽しむ人も多いようです。