再循環や再資源、再利用という意味を持つリサイクルは、様々な時代を経て作り出された言葉です。今では誰でも知っているリサイクルという言葉ですが、ではどのようにして世の中に浸透したのでしょうか!?。
日本でリサイクルという言葉が使われるようになったのは最近のことです。しかし、リサイクルのシステム自体は、江戸時代から存在していました。
例えば、現在でいうチリ紙交換のような紙屑買いや、傘の古骨を買取る職業がありました。
傘の古骨の買取価格は状態によって違いがあり、4文、8文、12文の3パターンあったと言われています。
ただし、状態がかなり悪く、再利用出来ない物の買取は不可だったようです。
その他にも、肥料をつくるための灰を集める灰買いと呼ばれる職業もありました。
このように江戸時代にも、現代でいうリサイクル業者のような職業があったのです。