血管が無理に広げられることで痛みが発生する偏頭痛と同じ原理です。
心臓が脈打つのに合わせてズキズキ痛む場合、このタイプの頭痛である可能性が高くなります。
血管を収縮させることで痛みが和らぐため、首筋の血管を冷やして頭部の血管収縮を促しましょう。
冷たいタオル、冷却シートなどがオススメです。
また、血管収縮作用のあるカフェインも有効とされています。
コーヒー、緑茶を飲むことで対策可能ですが、カフェインにはアルコール同様に利尿作用があるため脱水症状の悪化には注意しましょう。
必ず、スポーツドリンクなどによる水分補給と交互に摂取するようにしてください。
頭痛に限らず、二日酔いの症状が出た時には、まず脱水を緩和するための水分補給を心がけてください。その上で、苦痛を和らげるため、そして身体を回復に努めさせるためにも、充分な睡眠を取ることが大切です。
また、ビタミンCやシジミに含まれているオルニチンが肝臓のアルコール分解をサポートしますし、大根に含まれるジアスターゼという消化酵素は消化を促し弱った胃腸を助けてくれます。
二日酔いになってしまった時は、大根汁、しじみ汁を飲み、ビタミンCサプリなどを摂取した上で、水分補給と睡眠に努めるのが良いでしょう。
そしてもちろん、「飲み過ぎないこと」が、何より大切だということを再確認したいところです。