朝早く起きて日光を浴びると、人間の体の中では脳の松果体という部分が刺激されてメラトニンというホルモンが分泌されます。
このメラトニンというホルモンは、眠りを誘うホルモンなのです。
メラトニンには、日光を浴びてから約15時間後に分泌される性質があります。
したがって早起きして朝6時頃に日光を浴びると、15時間後の21時頃に自然と眠くなるというわけです。
もし遅くまで起きていて昼前に起きてしまったら、メラトニンが分泌される時間も遅くなり、結果なかなか眠れないということに繋がってしまいます。
朝食をしっかり食べる時間があるので脳が活性化する
早起きをすると、学校や仕事に行くまでに十分な時間を確保することが出来ます。
時間があると、朝食もゆっくり食べることが出来ますよね。
パンやご飯などの炭水化物を含んだバランスの良い朝食を食べると、脳の唯一の栄養分であるブドウ糖が脳まで届き、脳が活性化します。
また、ゆっくりした時間があるので、しっかり噛みながら食べることも出来ます。
しっかり噛むことも、唾液の分泌を促して消化吸収を助けたり、脳の機能を発達させるなど良いことに繋がっています。
朝食を抜くと仕事の効率や学力にも悪影響が出るというデータもあるので、やはり朝食を食べることは大切です。