いなり寿司。 | 女浪士 あずみ

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いなり寿司の由来いなり寿司とは、油あげを甘辛く煮て、中に酢飯を詰めたお寿司の事です。 

いなりと言うと、狐の神様を祭っているお稲荷様が思い浮かぶと思います。

狐の神様であるお稲荷さまの好物として、油揚げをお供えする習慣がありますが、この習慣自体が間違っています。 

お稲荷様の稲荷は、もともと「稲生り」であり、お米の豊作を司る神様で、狐ではありませんでした。

この稲生りの神様は、別名、御食津神(みけつかみ)と言い、この(みけつかみ)が、本来の漢字とは異なって三狐神(みけつかみ)と変化してしまった為、お稲荷様というと狐の神様であるとされてしまいました。 

この為、お稲荷様は狐なので、好物の油あげをお供えするといいという誤解が生まれ、お稲荷様には油揚げを供えるという習慣になりました。 

また、狐が油揚げを好むというのは、単なる想像で、油揚げがキツネ色をしていたことから、単純な連想された事が由来とされています。

狐は、本来肉食なので、油揚げが好物であるとは考えにくく、狐が油あげが好きであると言われているのは、単なる迷信とされています。 

もともと稲の神様である稲荷神に、御供え物として、米俵備えていた物が、狐の稲荷神と合わさった事が、お稲荷さんの由来と言われています。 

お稲荷さんが米俵に模して俵型と狐の耳に模した三角形があることからも、もともと稲作の神様であった稲荷神と、狐の神様が合わさってゆき出来たと考えられます。