今日は野菜の日 | 女浪士 あずみ

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成分としては、水分、糖質、ビタミンA(βカロテン)、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン)、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、カルシウム、マグネシウム、マンガン、リン、鉄、亜鉛、硫化アリル、食物繊維などを含みます。

ビタミン・ミネラルの含有量はどれも少なく、そちらの面からの効能は期待できません。

しかし、玉ねぎの刺激成分である硫化アリルには、血液を固まりにくくする作用があるので血栓予防に効果があり、他にもコレステロール低下、血糖値抑制作用、殺菌効果などがあります。

また、硫化アリルには糖質をエネルギーに分解するときの補酵素となるビタミンB1の吸収率を高める作用があるので、間接的にスタミナの強化や疲労回復効果が期待できます。

さらに、玉ねぎに含まれるグルコキニンには血糖値を下げる作用があるといわれています。

民間療法として、きざんだ玉ねぎを部屋に置くと寝付きが良くなるという話や、硫化アリルは脳の中枢神経機能を正常に保つビタミンB1の吸収を高めるので、玉ねぎを食べるとイライラなどが解消して不眠に効果があるとされている。

玉ねぎは加熱すると硫化アリルが還元されて甘味が出るので、さまざまな料理に深みを与えてくれます。