餃子のタレ。 | 女浪士 あずみ

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香ばしい、食欲をそそる匂い。下はパリッと、上はもっちりとした皮。かぶりつけば、肉と野菜のうまみがじわっと沁み出る。ひとたびその味と姿を思い浮かべてしまうと、どうにも食べたくなってくる。焼き餃子には、食欲を猛烈に刺激する魅力がある、と常々思う。
 だが、世界を見渡してみると、焼き餃子というのはどうやら餃子の中では多数派ではないらしい。餃子には「蒸し餃子」「水餃子」「焼き餃子」の3種類があるが、蒸し餃子と水餃子の方が焼き餃子よりも広く食されています。

モンゴルには、「バンシ」という水餃子、「ボーズ」という蒸し餃子がある。どちらも羊の肉を使い、岩塩を使って餡にしっかり味付けをする。
 ブータンやネパールには「モモ」と呼ばれる蒸し餃子があります。ブータンの「モモ」は、豚肉を使い、ピリ辛のタレをつけて食べるもの。ネパールの「モモ」は、羊や水牛を米粉の皮で包んだもので、トマトとヨーグルト、スパイスを煮詰めたタレで食べるそうです。

ロシアには「ペリメニ」という水餃子がある。サワークリームやバターをかけて食べる。トルコの「マントゥ」は、羊や牛肉を使った水餃子だ。こちらはニンニク入りのヨーグルトソースをかけて食べます。