今日は、有名なイリーナ・メジューエワさんのピアノリサイタルを聴きに、京都コンサートホールへ行ってきました♪
これで京都にコンサートに出かけたのは3日連続ですが、紅葉が色づいてきて特に今日は祝日ということもあって、行きも帰りも結構、道が混んでいました。
プログラム
バッハ プレリュードとフーガト短調(平均律クラヴィーア曲集第1巻より)
ショパン バラード第1番
ショパン バラード第2番
ショパン バラード第3巻
ショパン バラード第4番
==========休憩==========
平野一郎 ピアノソナタ第1番「光人彷徨」(世界初演)
左手と右手による二幕の黙示劇
チケット発売日には一番に並んで買いました♪
前から2列目の滅茶苦茶いい席です^^
赤く印している場所から聴きました(2列目16番)
お目当ては何といってもショパンのバラード全4曲です♪
この曲はショパンの作品の中でも大好きで、7曲のポロネーズの次ぐらいに4曲のスケルツォと並んでよく聞いています(^^♪
メジューエワさんのバラード、素晴らしすぎ~~!!
一点に向かってひたすら突き進むといったらいいのでしょうか。ものすごい集中力で音楽を進められます!!
9月3日にびわ湖ホールで聴いた田村響さんのピアノリサイタルも良かったですが、田村さんの場合は冷静で落ち着いた演奏だったのに比べ、メジューエワさんの演奏は悲劇的とでもいいましょうか、流動的で音楽に引き込まれます~~!!
また、使用されているニューヨークスタインウェイは1922年制のArt-Vintageと呼ばれる100年以上前に製造された貴重なピアノで、深みがあって滅茶苦茶いい音がしていました♪
音響も、昨日聞いたバロックザールのスタインウェイとは大違いでとても美しく鳴り響いていました♪♪
メジューエワさんの演奏はミスタッチもなく完璧だったと思います!!
後半は11月12日に京都アルティで聴いた左手のピアニスト舘野泉さんが演奏された「鬼の教室」を作曲された平野一郎さんがメジューエワさんに委嘱された世界初演の「光人彷徨」でした。
「鬼の教室」はピアノ五重奏でしたが、今回はソロ。
「鬼の教室」と同じく複雑で難解な滅茶苦茶むずかしそうな曲でメッチャ長かったです。
メジューエワさんも体力を使い果たされ、相当苦労されたのか、演奏が終わったら涙目になられていました。
その為にアンコールもありませんでした。
(ちなみにやはり僕はこの曲も好きにはなれませんでしたがw)
追伸
休憩時間にいつもは無視しているのですが、あまりにもメジューエワさんのショパンのバラードが素晴らしかったのでホワイエで
バラードのCDを購入し、帰りにサインまで頂きました(^^♪