菜園には、3種類の菊芋を栽培していますが昨夏、2種類の菊芋は

 

草刈りを頼んだ相棒に、根元から切り倒されました。

 

脇芽が出て株は復活すると思ったのですが、甘い考えすぎました。

 

ひとつはサンフラワーポテトと呼ばれ、普通種よりイヌリンが

 

最大量も含まれる新品種で、外見は似すぎて見分けは困難です。

 

 

 

収穫しましたがピンポン球より小さく数も激減、とても食べられる

 

量は採れませんでした。

 

野生化するほど繁殖力は強いと思われていますが、野生化菊芋の

 

芋は極小で水切れに弱く、河川敷などに自生します。

 

 

 

 

 

 

そこで、刈り取られなかった皮の赤い赤菊芋を収穫することに

 

しました。

 

夏の少雨で葉焼けしましたが、まだ秋まで茎は残っていました。

 

菊芋の赤皮は、色が淡くなっていますが、原因はわかりません。

 

菊芋は、開花後に急に根茎が肥大する性質があり、真夏の葉焼け

 

や刈り取りは致命的な減収になるというのが分かりました。

 

 

 

 

帰る前、ビワの花も確認しましたが、昨年より花数が多く、まだ

 

蕾も多い状態です。

 

昨年、初収穫の若木ですが、とても大きな実が採れました。

 

 

これだけ蕾があれば、氷点下3度以下になっても、凍傷にならない

 

花もあるでしょう。

 

ビワの実の耐寒温度はマイナス3度、花はマイナス5度、蕾はマイナス

 

7度まで耐えられるそうですが、マイナス5度以下では木が弱り栽培は

 

難しくなります。

 

 

実はマイナス3度で凍傷の傷痕が残り、昨冬はマイナス3度以下になり、

 

摘果のとき凍傷実が多すぎて、残す実の無い花穂がありました。

 

そのためビワが栽培できるのは、マイナス3度より暖かい地域と言われ、

 

寒い地域は厳冬期を過ぎて咲く遅咲き品質を選ぶことも賢明です。

 

 

私が子供のころは今より寒かったですが、小粒の野生ビワが多く、

 

おやつ代わりに食べた記憶があります。

 

きっと原種に近く、耐寒温度も低かったと思われます。

 

 

 

 

 

 

 

持ち帰った菊芋は洗って薄切り、菊芋ご飯を初めて炊きました。

 

ブロ友さんは、菊芋パウダーを洗い米に加え炊いているそうで、

 

菊芋ご飯もブロ友さんの投稿で知りました。

 

 

 

凸凹部分に土が残ることが嫌で、皮を取り除きましたが、皮には

 

身体に良い成分が多く含まれているのかな?

 

菊芋は血糖値の上昇を防ぐことが知られていますが、腸内環境を

 

良くするデトックス効果も注目されています。

 

免疫力の向上や肌質の改善、便秘の解消、新陳代謝の促進などの

 

効果が期待できます。

 

 

 

ヤーコン、菊芋、アピオスは3大健康野菜と言われます。

 

 

菊芋ご飯も生姜ご飯と同じ白だし醤油、味醂で炊き、おこげが

 

美味しかったです。

 

菊芋は自己主張しない味で、ほかの具材と合わせて炊き込みご飯

 

に入れても良さそうです。

 

豆腐専門店の豆腐ハンバーグを買って、たっぷりの大根おろしを

 

のせ、ポン酢でいただきました。