「桃栗3年 柿8年」と言い伝えられていますが、発芽から栗は3年目から収穫できます。


昨秋、栗の花が狂い咲き、今年は不作と覚悟していましたが、狂い咲きは関係なかったようで豊作です。


栗は娘の好物で、頼まれ苗を買って植えましたが、これもカミキリムシ被害で大半は

枯れました。





これは、タネから育てたもので直蒔きです。




タネから育て収穫できるのは2株、野菜友達から頂いた栗をダメ元で蒔いてみました。


枝によって、まったく採れない枝もありますが、タネから育った株はカミキリムシ被害はありません。


引き抜いた雑草を草マルチしていますが、このエリアは蚊が多く、まだ夏草が残っています。


猛暑過ぎて蚊が少ないと言われますが、木陰の気温の低いところで生息しています。



栗は無肥料でも栽培可能ですが、雑草が早く土に戻るように草の上から米糠を散らします。


冬には、鹿の糞堆肥を与えています。


コガネムシの幼虫の発生を抑えるため、株の周囲にはニラやニンニクを植えています。



先月上陸の6号台風の影響で、丹波地方は落果した栗が多く、今年の栗は高値だそうです。




こちらは、発芽2年目の苗で、来年くらいから花が咲きそうです。


枯れたブルーベリーのところにタネ蒔きしたもので、大嫌いな害虫「イラガ」防止に収穫が終わっても防虫ネットで覆っています。


落葉すれば剪定しようと思いますが、ちょっと伸びすぎました。


栗をタネから育てると、少し小粒になったりしますが、タネからでも容易に育つのでタネ蒔きの面白さが味わえます。


買った苗から育てた栗は、また別に投稿予定です。




こちらでは、27日まで最高気温は30度以上の予報、とくに今週は35度近い真夏並みの天気が続いています。


暑過ぎて害虫が少ないと言う人もありますが、野菜が高温障害で収穫量激減と言う人も多いです。


ジャガイモの植え付けは遅らせ、タマネギのタネ蒔きも半月くらい遅い方がいいとも言われます。


タマネギ苗は大きくなり過ぎると、とう立ちしたり分球しやすく、保存期間が短くなることもあります。


過去に12月に苗を植えましたが、問題なく育ちました。


山間部の水田では水不足で稲が枯れ、平野部の稲も高温障害で白濁米が増えているようです。


いつもと違う夏は、できるだけ記録を残したいと思っています。