水を好む野菜には、土が乾かない対策が必須ですが、隣の水田
から漏れた水が溝に溜まる好条件のところに植えました。
里芋の仲間で葉茎を食べる「ハスイモ」と八つ頭で、もう葉茎は
収穫できる大きさです。
ズイキの甘酢浸けが好きで栽培していますが、とくにハスイモは
アクが無く、素手で調理しても手が痒くなりません。
ハスイモは芋は食べられないので、間隔を詰めて植えています。
土の乾燥を防ぐため、かなり厚めに敷き藁をして、引き抜いた
雑草のマルチを収穫まで続けます。
生姜の生育も絶好調で、タネ生姜の周囲に5芽前後の新芽が
育っています。
芽数が少ないタネ生姜もありますが、収穫のころには、隣の
株と合体するくらいに増え続けます。
雨が降らないときのため、ここにも厚めの稲藁を敷きました。
1株1キロ以上の収穫が目標ですが、2キロ以上も採れること
があります。
土寄せはしない予定ですが、あまりにも増えすぎると増える
余地が無くなり、土から盛り上がってしまうこともあります。
土寄せ代わりに、梅雨明けのころまで米糠や鹿の糞堆肥
「しかっぴ」を与えるので、防鳥ネットをしています。
カラスは稲藁の下にいるミミズや虫を探すため、稲藁を
ひっくり返します。
今年の夏も酷暑予報、晴天が1カ月ちかく続けば、稲藁や
バーク堆肥を追加することにします。
どちらも水切れ厳禁、梅雨明けからはいかに地中の水分を
蒸発させないかが栽培のコツになります。