初冬に収穫した生姜は、新年を過ぎると独特な辛味も増して、
これから本格的にパウダー作りを始めます。
収穫した生姜は土嚢袋に入れ、それを発泡スチロールに入れ、
さらに大きなコンテナに入れ、布団に包み加温越冬しています。
生姜の耐寒温度は13度ぐらいで、保温しないと越冬できません。
これを運ぶため、転倒してしまいました。
パウダーにするには、椅子に座っての作業が長く、何とかできました。
新生姜もタネ芋に使った古生姜も、もう小さな芽が出ています。
越冬温度が、少し高かったようです。
古生姜から始め…食品乾燥機に入れる前、皮を取り除き重さを
計りました。
薄く包丁でスライスしましたが、スライサーは使わないのは、手の
皮膚もスライスしたことがあるからです。
こちらは新生姜ですが、重さを計った画像は、確認ミスで削除した
ようです。
4時間後にトレーの入れ替えをしたり、夜間も乾燥させることに
しました。
ジンゲロールが増えるように、70℃近い高温乾燥です。
少しでも水分が残っていると、保存期間が短くなってしまうので、
念には念を入れ乾かします。
新生姜は乾燥させると、1割以下に減量します。
タネ生姜は繊維質が多くなり、水分量が多くないので減量率は
新生姜より大きくないですが、生の978.5グラムが、こんなに
軽くなりました。
それをミルを使って粉にしますが、もう使いすぎ劣化が始まり
いつ壊れても仕方ない状態です。
背の高い瓶が新生姜、小さな2瓶は古生姜パウダーです。
仕上がりの色は、ほとんど変わりません。
皮を取らずに作ると、仕上げの色が黒くなり、手間暇はかかり
ますが取るようになりました。
洗って皮を取り食品乾燥機に並べるまで約5時間以上、乾燥
時間は夜間も稼働、粉にできたのは翌日の昼前でした。
19時間をかけ作ると、購入しても高くないと思うことがあります。
大きな瓶は実家、小さな瓶は娘と野菜友達に届ける予定です。
生姜栽培ができなくなれば、届けるつもりは無いですが、こんなに
時間をかけ作っているとは思っていないでしょうね。
私は今、1年前に作ったパウダーを飲んでいます。
片栗粉や本葛を使った葛湯にたっぷりの生姜を入れ、甘味はオリゴ糖、
メープルシロップ、蜂蜜などです。
最近は、じゃばらはちみつを入れることもあります。
生姜効果は身体を温めることですが有効期限は半日、今年は寒い
日が多く、午後はホット牛乳や粉末ミルク、紅茶などに入れます。
これからは、自分用の生姜パウダー作りを始めます。