昨年から、JАの予約肥料の購入を停止中で、これまでに買った

 

肥料を使い切ることにしています。

 

そのため昨年から貝殻石灰も使わなくなり、土壌のpHが気になって

 

いました。

 

これまで使っていたpH計は不安定な数値で信用できず、思いついて

 

デジタルpH計を買ってみました。

 

 

 

昨年は何年も野菜を植え付けていない雑草地帯を耕し、畝作りしています。

 

亡くなった実家の母が、何年も休ませたところは、何を植えても良くできると     

 

言っていたからで、とくにジャガイモもタマネギの植え付けを優先しています。

 

今年も10年くらい野菜は植えていないところに、秋ジャガイモを植えました。

 

 

新しく畝つくりした所を、計ってみました。

 

 

ジャガイモを植えるところは、「そうか病」の発症が避けられるpH5以下の

 

ところに植えるのが理想です。

 

どこも理想に近い数値…これなら秋ジャガイモの「そうか病」発生は、

 

ないかな?

 

 

 

5年くらい休ませたところを畝つくり…大根のタネを蒔いています。

 

雨予報前に、鹿の糞堆肥を与えましたが、まだ大きな害虫被害は

 

ありません。

 

 

ここもアブラナ科は植えていないので、アブラナ科を好む害虫は

 

少ないだろうと思い、畝つくりしました。

 

でも大根には、燻炭や草木灰を与えpH調整した方が良さそうです。

 

 

 

 

休まず野菜を植えているところは、やはりpH6以上です。

 

貝殻石灰や燻炭などで、土壌改良を続けた結果なのかな?

 

 

ここは粒状石灰を、人参のタネ蒔き前に散らしましたが、あまりにも

 

害虫被害が多くこれでも2度、タネを蒔き直ししています。

 

オンブバッタの大発生で、場所を変えて蒔いても被害は深刻です。

 

 

 

1年前に休んでいた所を畝つくり、タマネギの苗床に使った後は

 

また放置…そこに1年ぶりで、大根のタネを蒔きました。

 

 

久しぶりでpHを測って、いろいろ参考になりました。

 

デジタルで数値が分かりやすく、正確度も信頼できそうです。

 

 

 

菜園で自然発芽した柿の木、くすのきなど放置していると、大きくなり

 

少し伐採して草木灰を作りました。

 

雨予報前に燃やし、翌朝まで置いても…まだ火種が残っていました。

 

消えるのを待って袋詰め、とくに青菜類に散布して使います。

 

 

 

草木灰は燃やす材質で成分が大きく違うそうですが、リン、カリウム、

 

カルシウムが含まれ、水溶性で即効性があります。

 

草木灰はアルカリ性で、酸性土壌を中和する目的でも使います。

 

草木灰に含まれるカリウムは、根や茎を丈夫に育て、病害虫や寒さに

 

強くなります。

 

害虫の忌避効果もあり、地面や作物の葉へ振りかけると、アブラムシ、

 

アオムシ、ヨトウムシなどの予防にもなります。

 

 

テレビで、春植えジャガイモの植え付け実験を観ました。

 

同じ品種のタネ芋を使い、タネ芋の切り口に草木灰をつけたところ、

 

切り口を干して植えたところ、何もつけず植えたところの結果は…

 

草木灰を付けたタネ芋が、もっとも生育も良く、収穫量も良好でした。

 

ほかはタネ芋が腐ったり、あきらかに収穫量が違いました。

 

 

こんなに植え方で生育結果が違うことに驚き、草木灰効果も思い知り

 

ました。

 

ジャガイモ用に使う草木灰は、篩って保存してあります。