爆発的にジャンボタニシが増え、稲苗などが食べられ、大きな被害を受けた地域では、

 

捕獲するのに米糠を使って誘きよせています。

 

タケノコの収穫期に、タケノコの皮を使って集めているニュースも観たことがあります。

 

 

 

水田で繁殖すると、小さな雑草はすべて食べ、おもに植物を食べて繁殖します。

 

活動できるのは水中にいるときだけ、水が涸れると殻を閉じ休眠します。

 

水の無い所に移動して草を食べることは無く、水中に浸かる草以外は食べません。

 

 

 

ここは、稲苗を育てる「苗代田」として活用していた小さな水田で、無農薬栽培米を

 

育てる友達に、無償提供しています。

 

 

雑草がいっぱいだった昨年の水田を投稿したのは…↓をclick

今年も、ジャンボタニシの食害実験…開始!

 

 

今年も、ジャンボタニシが好物の、傷んだジャガイモを投入、タニシの繁殖をサポート

 

しましたが、ジャガイモは半日で半量を食べつくしました。

 

収穫のとき傷つけたり切ってしまったジャガイモは、保管中に傷んでしまうので、

 

ここに入れていますが、すぐ集まり食べるので好物のひとつのようです。

 

 

 

今年は、ほぼ雑草の繁殖はないですが、昨年は地面が見えないくらい繁殖、何度も

 

雑草を引き抜いたり、捕えたジャンボタニシを入れ、除草を助けてもらいました。

 

昨年も、スイカの皮や傷んだジャガイモなどを入れ、増やしていました。

 

越冬できたジャンボタニシが、今年も水が満たされると発芽雑草を食べ、結果的に

 

除草剤も不要な水田になっています。

 

 

水田として使っていたのは40年ほど前まで、機械化が進み小さな水田は、大型の

 

コンバインが入らないため、苗を作った後は休耕していました。

 

稲苗を購入するようになってからは休耕が続いていたので、ジャンボタニシが生息

 

できる環境ではなく、昨年は雑草も生えていましたか、1年で除草不要状態です。

 

 

ジャンボタニシは傷んだ果物も大好物、菜園で傷んだマクワウリは…溝の除草を

 

助けてくれるタニシたちに与えましたが、これも1日で食べつくしました。

 

この溝に生えた雑草は、この長雨の間に食べてくれました。

 

 

 

今年初めて栽培したヘビウリですが、長く伸びて溝まで伸び、雨水が満ちると、

 

水に浸かったところをジャンボタニシが集まり食べています。

 

カタツムリのように這い上がって移動することは無く、あくまで水中に浸かったところ

 

だけ食べています。

 

あらゆる果物も、硬いタネを残して食べ、大好物です。

 

 

 

食べものが無くなると繁殖できず、産卵の数も減り…死骸が増えます。

 

食べものがあると、いっきに増えますが、普通のタニシより寿命は短そうです。

 

 

 

 

 

先日の溝に捨てたきのこも、翌日には食べつくされました。

 

キノコの繁殖地では、翌日には劣化の変色が始まり、おそらく大量の胞子を散らした

 

と思います。

 

 

きのこも育つ堆肥が無いと、散った胞子も育つことができず…これはジャンボタニシも

 

同じこと、生きていける水と食べる植物が無いと生きられません。

 

不思議なことに昨冬は暖冬で越冬できるジャンボタニシが多いはずなのに、例年より

 

生き残れた個体数は減りました。

 

 

5月ごろ、あきらかに昨年より産卵数が減り、その原因は分かりません。

 

この夏の長雨でかなり繁殖数は増えた気がしますが、また雨が降らなくなると溝に

 

生息しているジャンボタニシも生きて行けず、土に戻る運命です。

 

生まれたばかりの小さなジャンボタニシほど、渇水には弱く…はかない命を思います。

 

 

 

今日で10日間、雨は降り続けていることになります。

 

1日1ミリしか降らない日もありましたが、8月の最高気温が24度というのも異常です。

 

この反動で、きっと雨が降らない日が長く続くことになるような予感もします。