数年前からジャンボタニシの稲作被害が深刻になり、今年からJA指導で進められて

 

いるのが、田植えの浅水栽培法です。

 

 

 

ジャンボタニシは水没した苗を食べてしまうため、食べられないように土が見えるくらい

 

浅水にして田植えをします。

 

これまでは、土が見えるくらい水を浅くすると雑草が生え、その後の稲の生育が悪く

 

なると…浅植え田植えは避ける農法でした。

 

 

浅水期間は田植えから約1週間、その間に植えた苗は根を張り伸びて…その後に

 

水を入れてもジャンボタニシが食べる被害は激減します。

 

小さな草が生えても、それはジャンボタニシが食べて除草してくれます。

 

この栽培法は水田に凹凸が少なく、一定の高さを維持できることは大きなポイントです。

 

田植えから1週間の浅水で被害は避けられ、その後に生えた雑草も駆除できるので、

 

この栽培法がいっせいに広がりました。

 

ジャンボタニシ被害が無いことは、稲田を見れば一目瞭然です。

 

 

苗が被害を受けない大きさに育つと、集めたジャンボタニシを水田に入れ、まったく

 

農薬や肥料を使わず栽培している農家があることも知りました。

 

そのような水田は、ウンカ被害も受けないことが昨年の調査で分かりました。

 

農薬を使わないので、害虫の天敵になる生き物が増えたことが証明されたそうです。

 

 

 

 

 

菜園の隣の水田は運悪く田植え後に雨が降り、水没した苗はすべて食べられました。

 

田植え後1週間の水管理はとても大切で、機械化が進み水田の1部がとくに水位が

 

深くなる水田も水管理が難しそうです。

 

昨年までジャンボタニシを農薬で駆除した農家も、田植え時期に水位を低くするだけで

 

被害ゼロの水田になり、この栽培法が定着しそうです。

 

減農薬が広まると、水を入れる溝にはタニシなども生息するようになり、今年は水田の

 

ホウネンエビやカブトエビが目立ちます。

 

 

今年は天候不順で苗の伸びが悪く、短い苗を植えた農家も多いですが、できるだけ

 

ジャンボタニシ被害を避けるには、長く伸びた苗を植えるよう推奨されています。

 

あえて田植え時期を遅らせ、これから田植えされる農家もあります。

 

苗の長さが5cm長いだけでも、被害は減少するようで…増え続けるジャンボタニシ

 

被害に対応できる栽培法なので紹介してみました。

 

 

 

ジャンボタニシは少しのことで被害回避できますが、コロナはマスクや手洗いだけでは

 

続々と感染力の強い変異種も生まれ、感染を防げなくなるような気がします。

 

こちらでは15日、インド型変異種感染者が発生…1日感染者が3名まで減ったのに、

 

いっきに翌日は18人に増えました。

 

下げ止まり状態ですが、まだ感染者ゼロの日は無く…医療体制の整わない山間部の

 

高齢者ワクチン接種は9割を超えた地域もあり、都市部ほど接種率は下がります。

 

私はアレルギー体質で心配ですが、高齢者ほど接種後の副作用も少ないようで、

 

接種を早く受けられる集団接種会場に予約できました。

 

かかりつけ医院から接種受付の連絡があったところもあるそうで、接種を終えた人も

 

増えてきました。

 

私が通う医院は電話受付が始まり、何度か電話しても話し中ばかり、受診日に聞くと、

 

今月の接種予約が埋まったそうで、配布量が少ないことも前から聞いていました。

 

家族と最後の別れもできないような惨めな最後を迎えたくないという思いもあり、いつ

 

感染しても不思議でない変異型まで拡大すると、接種できるだけでも有難い!

 

ワクチンの免疫効果がいつまで続くのか、来年にでも再接種しないと感染するのかなど

 

これからも不安と対応は続くように思います。