農薬を使わずに野菜を栽培すると、害虫も増え放題…今年は
9月も残暑が続き、とくにオンブバッタが大繁殖しています。
菜園に行くと、カメムシの幼虫とオンブバッタを「手でとぉ~る」を
続けていますが、終わりの見えない作業です。
雌の方が大きく、雄が雌の背中に乗っているペアーが多く見られるのも、
この季節です。
来月になると、産卵が始まるので…とくに大きな雌を捕らえるように
しているのですが、昨年はこの作業をさぼったことが大繁殖の原因か?
私の菜園の野菜は、虫食い葉の無い野菜はありません。
ほかの虫もいるので虫が苦手な人は、我が家の野菜は
食べられないかもしれません。
溝に捨てている虫の数が、日ごと増えてきました。
この写真を撮った後、虫たちの死骸も土に戻り…野菜が育つのに
役立つ方が理に適う気がしてきました。
踏みつけ消えるのは、虫たちも浮かばれない気がして、野菜を植えた
畝に置くことにしました。
溝のオンブバッタは、蟻や蛙が食べるのですが…。
8月にタネ蒔きした人参は、発芽直後に食べられ全滅した畝があります。
生き残った人参も、水不足もありますが生育が良くありません。
害虫駆除の時間は、1時間以上の日も増えてきました。
近所の農家からいただいた葉ボタンも、日ごと虫食い葉が増えてきました。
草花には農薬をつかうこともありますが、我が家には亡きお舅さんが買った
有効期限切れの農薬しかありません。
試しに規定濃度に薄め使ってみましたが、散布の翌日にはオンブバッタが
葉を食べていました。
お舅さんは、17年前に鬼籍に入りました。
こんなに悪戦苦闘しても、虫たちに負けることが多いのです。