発達障害の鈍感さと敏感さ | HSP HSC 敏感でもっとしあわせなひとになれる♪

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       岡田奈美子(公認心理師・スクールカウンセラー) 

 

こんにちは、岡田 奈美子です。

私は、小学校・中学校でも「発達障害」の特性の子どもとその保護者の方たちと面談することが多いです。

その中に、「あれ?この子、発達障害の特質より、

敏感や繊細さという個性が際立っているな」と感じる子どもも、いです。

(注 発達障害の診断は、お医者さんだけができます。検査は各自治体でもできます)

が、そもそも「発達障害」ってなに?

 

 

厚生労働省は、「生まれつき脳の一部に障害があること」としています。

でも、完全に脳が機能している人なんかいないとちょっとだけ思うのですが^^。

だから「障害」って呼ぶのは、ちょっと違和感をもちますが。

人間のつくった障害判定の基準で、

その基準から、はみ出た子は、障害。

はみ出ない子は、正常、ってねぇ・・・。


いや、みんな「大なり小なり、障害もっている人」でしょ^^?

だからこそお互いに「いや~、いつもすみません。」「こちらこそありがとう」の社会なわけで。


しょせん、発達障害の概念は、近年、人間がつくったものなんですよね。

「発達障害」の名前に、色々感じることはありますが。

今の段階では、「より適切なサポートが受けられる」という意味でとるといいと思っています。

人間は、みんなそれぞれ違うから、その子に合った関わり方を周りが知ってくれるなんて、いいな、そんな感じで。

毎日の生活・勉強・進学・就職のときに、

サポートしてくれる守り隊と思うと、いいかもしれません。


その子に合ったサポートが必要なのに、

それを知らないままだと、本人も周りも本当にしんどいので。
(二次障害が起きやすくなるから。)

だから、差別的な意味でとる人の意見は、全く聞かなくてもいいですね~^^。(戦う必要もないですよね)

最近、お医者さんや、学校の先生も、理解してくれるようになってきています。

もし、まだご存知ない方には、こちらは傷つくし、イラっとすることもあります。

でも、こちらが教える、くらいの気持ちでいるのもありだと思います。

ケンカ腰ではなく、ほんわりと、でもしっかり伝えてみて下さいね。

キレても、相手は変わらないので。



「発達障害」といっても、色々な個性の子どもたちがいます。

一人の子どものなかに、かなり鈍感なところもあれば、

ものすごい敏感なところもある、それが極端に共存している、そんな感じでしょうか。


過敏なところが、いっぱいあると、

集団生活のなかで、委縮して、自分の個性を発揮できない。

人がこわくて、集団生活に入れない。

地球の人間の生活がいまいちわからなくて、馴染めない。



子どものなかに「鈍感くん」がいっぱいいるのか、

「敏感ちゃん」いっぱいいるのか、知っておくことは大事です。


それぞれ、対応が違ってくるので。

でも、親御さんからみると「この子、鈍感なところが多い」と思う子のなかにも、

意外と、ものすごく敏感さを秘めたお子さんもいます。

大人からみると「分かりづらい」のは、

もしかしたら、「子どもの敏感さ」に気づいていないからかもしれません。




発達障害・敏感さに関しては、色々な違う見解があると思います。

今回は、あくまで私の思っていることです。

色々な人の考えがあって当たり前で、

批判し合うのではなく、

補いあうことで、子どもの役にたてばいいなと思っています。

今日もありがとうございました。         
          
          子どもメンタル研究所 岡田 奈美子                   
          (小学校・中学校 スクールカウンセラー)

 

 

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