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4月2日、生駒市有里町の往生院で、 行基菩薩の御命日法要が営まれました。 ・ 行基菩薩は菅原寺(すがわらでら)で没後に、 御遺言により生駒山東陵で火葬され、近くの生馬仙房(草野仙房)で埋葬されたと伝えられています(『大僧正舎利瓶記』『行基菩薩伝』『行基年譜』)。 その生駒山東陵にあたる地が往生院です。 (生馬仙房は後に発展した竹林寺) ・ お近くの竹林寺では毎月2日の午前10時から 寺を管理する唐招提寺により 行基菩薩の月命日法要と茶話会が行われています。 ・ 往生院では年に一度、4月2日午前に法要が営まれます。 こちらは行基菩薩を顕彰するため、 東大寺の狹川宗玄(さがわそうげん)長老と有志で始められ、今年で56年目と伺いました。 ・ 現在は、 東大寺の狹川宗玄長老、 大安寺河野良文(こうのりょうぶん)貫主、 行基会の世話人の方々により 毎年厳修されています。 ・ 裏の供養塔、本堂の御本尊、 平成10年につくられた 行基菩薩像と碑文の御前の3ヶ所でお務めされ、 最後に本堂前で、 大安寺 河野貫主、東大寺 狹川長老の御法話がありました。 ・ 大安寺、河野良文貫主の御法話では、 新元号「令和」発表の話題から、 万葉集 巻五 「梅花歌三十二首」 「時に 初春の令月にして、気淑く風和ぎ…」という三十二首の歌の序文に、 天平二年の記載があることにちなみ、 当時、行基菩薩は62歳だったこと、 行基菩薩にまつわる歌などをご紹介されました。 ・ 狹川宗玄長老の御法話では、 東大寺の大仏開眼供養会の3年前に亡くなられた行基菩薩のエピソードがありました。 また、全国にはゆかりの寺院が何百とあることや、行基さんの繋がりで広がる御縁の話から、その偉大な功績を讃えておられました。 ・ ※大安寺河野良文貫主、 世話人の方からの掲載許可を得ています。 ・ #奈良県 #生駒市 #寺院 #往生院 #行基菩薩 #行基菩薩ゆかりの地 #阿弥陀如来 #御朱印 #祥月命日 #一分駅 #奈良の寺院 #奈良が好き #大和北部八十八ヶ所霊場 #大和北部八十八ヶ所

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