以前にもご紹介したのですが、
奈良県桜井市の、
国宝十一面観音さまで知られる
聖林寺さんの裏山には、
四国4県八十八ヶ所の札所を巡拝する
「四国八十八ヶ所」を模してできた
「ミニへんろ道」(写し霊場)があります。
現在は一部石仏が失われていたり、
傾斜の急な坂道など足場の悪いところがあり、
まだまだ整備が必要な状態なのですが、
来年度からの一般開放に向けて
本格的な補修作業が進められています。
檀信徒さん、地元企業の有志による作業です。
山中、道に迷いそうな地点に立つ木には、
道しるべを兼ねて
応援メッセージ入りの札をくくりつけています。
ご住職のお友達が制作し、設置されました。
私は鎌と軍手を持参し、四国の先達さんとともに
山へ入らせていただきました。
先達さんは矢田寺へんろ道復興の立役者。
その時に培われたへんろ道修復のノウハウを活かして
聖林寺さまのミニへんろ修復にも携わっておられます。
私は大和北部八十八ヶ所第76番札所のご縁で
勉強させていただいています。
復興作業が終わり巡礼できるようになったら
お知らせいたします。