天は自ら助くる者を助く | ドット模様のくつ底

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奈良が好きなライターの瞬間ブッダな日々の記録。
福祉的な目線から心の問題を考えています。


某誌インタビューで
企業の取材巡りをしていたときのこと。

記事にするかは別にして

トップ三人のそれぞれの取材時に
座右の銘を
お尋ねしていったところ、

サミュエル・スマイルズの
『自助論』の序文にある

「天は自ら助くるものを助く」

を挙げた方がお二人もいらっしゃったのです。


【意味】
他人に頼らず、自立して努力する者には
天の助けがあり、必ず幸福になる。
怠惰な者には、決して幸福は訪れない。




私は、これだけ世の中に

座右の銘と言われるフレーズが
溢れている中で

三人中、二人が挙げるだなんて
すごい確率だと感心したのですが、

(結局、座右の銘がかぶったこともあり記事にせず。。。)

お二人とも
壮絶なピンチを乗り越えて
今の立派な地位を手にした方でしたので、

この言葉が、困難を背負われたときの
強さや儚さを支えた言葉であるならば、

どんなに辛くても
苦境からの脱却には
自助の精神がなければならないのかなど、

いろいろ思い巡らしたことがありました。

たまたまだったとはいえ、
三人中、二人が挙げたこの言葉。

明治期に福澤諭吉の『学問のススメ』と
並ぶ二大啓蒙書であったと言われる
サミュエル・スマイルズ著、
『自助論』の序文です。

私も心に留めておこうと思っています。


それでは、今日も皆様が健康で幸せに過ごせますように。