今日は先日、
友人が言っていた話をしたいと思います。
友人の知り合いが
「善行を成し遂げようとすると、
神様はその人の行いを試すかのような
困難をお与えになる」
と言っていたそうです。
友人は、いつもお参りしているお寺さんで
少しでも良い行いを心がけた日、
いつもはそんなことがないのに、
その日に限って
3つの困難が目の前に起こってきたとのこと。
なので、「ああ、知り合いの言うことはその通りだな」
としみじみ思ったのだとか。
それにもめげず続行したあとに、
友人はいつになく清々しい心地がしたそうです。
皆さんもそのようなご経験はございませんか。
たとえ困難が生じたとしても
善行をあきらめてはいけないのですよね。
『華厳経入法界品」(けごんきょうにゅうほっかいぼん)に
描かれている善財童子(ぜんざいどうじ)の旅のお話を思い出しました。
インドの長者の子がある日、仏道に目覚めます。
その童子(善財童子)は文殊菩薩の勧めにより、
さまざまな53人の善知識(指導者)を訪ね歩いて、
最終的に普賢菩薩のもとで悟りを開くという物語。
悟り・・・とまでは言わないまでも、
困難は試練と心得て
善行をあきらめないでいたいですね。
それでは、今日も皆様が健康で幸せに過ごせますように。