三輪山 登拝 | ドット模様のくつ底

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奈良が好きなライターの瞬間ブッダな日々の記録。
福祉的な目線から心の問題を考えています。

大神神社へ参拝してきました。

今回の目的は、三輪山の登拝です。







手水舎



しるしの杉からパワーをいただきました。




の神杉

拝殿前より参拝し、
大神神社の摂社・狭井神社へと向かいました。




ここから狭井神社(さいじんじゃ)へ

三輪山へ登拝するために、
まず、こちらの神社で受付を済ませます。
はじめての方は職員さんの説明を受けます。

入山初穂料を納めたあと、三輪山登拝の案内図と、
金色の鈴がついた白いタスキ(三輪山登拝証)をいただきます。
入山説明では、
神山での注意事項と作法を教えていただきました。

白いタスキを首にかけて、入山口前にて、
大麻(おおぬさ、大幣とも書く)で自祓を行い入山します。

(大麻<大幣>は、御幣<ごへい>、祓串<はらえぐし>とも言う)

ここからは、写真撮影、火気の使用、飲食、
ゴミ、山の恵みの持ち帰り、排泄など一切禁止です。

(水分補給の水を除く)

初心者や、雨のあとのぬかるみの日は、
入山口にある竹杖の使用をすすめられます。


受付時間は午前9時から午後2時まで、
午後4時までに下山完了を規則としています。


入山してすぐ、
いきなり山を駆け上がっていくような、
急な階段に出迎えられました。

その後はしばらく尾根道が続き、
丸太橋を通り、さらに行くと
「三光の滝」という水行場がありました。

本来ならばここで禊をするのでしょうね。
私の登拝中は、そのような方は見受けられませんでした。

服装はできれば白装束を身に付ける方がよく、
持っていないならば、
できるだけ白い服や下着を着用し、
靴は履かず、素足が一番良いのでしょうけれど、
私や多くの方は動きやすい服装にスニーカー着用でした。

受付では服装の注意事項などはありませんので、
余程のマナー違反な出で立ちでなければ登拝は可能です。


登山の格好の方、白装束・素足や地下足袋の方、
一度下山後、再び上がって来られた方など、
多くの方々と行き交います。


三輪山登拝ルートでは、途中9箇所に、
緊急時 所在確認のための標柱(ひょうちゅう)が立てられています。

これには「1番 丸太橋」「3番 三光の滝」などと
書かれているのですが、

もしかするとこれは
何合目という意味もあるのかと思ってみたり。
標柱と標柱の間隔がかなりあいているところもありましたね。

ただ、最奥部の「奥津いわくら」まで登拝するための
おおよその目安にはなりました。

案内図で頂き付近を示す
「9番 奥津磐座」(おきついわくら)まで

水分補給や、少し休憩をいれながら
ひたすら登らせていただきました。


登山をされる方でしたらご存知のことかと思いますが、
行き交う方とは「こんにちは」などと
挨拶を交わすことが、
暗黙のルールのようになっていますね。

そういったお山ならではの交流はありますが、

受付で「神域ですので軽い登山感覚では登らないで下さい」

と言われる通り、修行のための登拝を目的として
敬虔な気持ちで登ることが良いとされています。


途中、標高346.5mの「中津いわくら」や、
標高446.7mの「高宮神社(こうのみやじんじゃ)」前では、
囲いがあり進入禁止となっていたり、
神山を意識するような場所もありました。

最奥部が標高467.1mの「奥津いわくら」で、
こちらも神域のため、囲いがされてありました。

その前まで一般に登ることができます。

ここで
三輪山に鎮座している神々様に感謝をして下山しました。

行程上り下りで約4km。
おおよそ2~3時間を要すると案内図にありました。

参拝証を受付で返却し、登拝修了です。

神聖な場所への登拝は良い精神修行になると思います。

それでは今日も
皆様が健康で幸せに過ごせますように。