伊勢神宮 内宮 | ドット模様のくつ底

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奈良が好きなライターの瞬間ブッダな日々の記録。
福祉的な目線から心の問題を考えています。


外宮へお参りしたのあと、内宮へと向かいました。
参道は多くの人でにぎわっていました。

外宮では左側通行でしたが、
内宮では右側通行となっていました。

真中は「正中(せいちゅう)」と言われ、
神様のお通りになる道なのですよね。



内宮の正式名称は「皇大神宮」(こうたいじんぐう)です。


【ご祭神】
天照大御神(あまてらすおおみかみ)

内宮の奥に広がる神路山・島路山を源とする五十鈴川
川上に鎮座しています。
皇室の御祖神です。

国の内に隈なく光が照り徹ると称えられる
皇大御神の御神体は、八咫鏡(やたのかがみ)で、
八坂瓊勾玉(やさかにのまがたま)と
草薙剣(くさなぎのつるぎ)を加えて
三種の神器(じんぎ)と呼ばれています。


参考:伊勢神宮 HP

五十鈴川 (いすゞがわ)

日照りが続いているからでしょうか・・・
川の水量は普段からこのくらいなのでしょうか。




五十鈴川・御手洗場(みたらし)です。

参道途中で五十鈴川の川岸に下りることができます。

神聖な川、清浄な川として、こちらの水で心身を清めてから、
参宮しましょうと伊勢神宮HPで推奨されています。

樹齢何年でしょうか。
多くの参拝者の中、
巨木に囲まれた静かな参道が続きます。


木にふれながら、パワーを充電させて頂きました。




皇大神宮(こうたいじんぐう)
拝殿


*「ここから撮影してください」って神社さんからの指示板がありました。
新宮


神宮と呼ばれるほどの大きな規模になったのは、
天武(てんむ)天皇から持統(じとう)天皇の
御代にかけてのことだそうです。
その後、20年に1度の大祭、
神宮式年遷宮もこの時代に始まりました。

内宮のお白石持ち行事に関しては
地元の奉献団で参加された網さんブログで詳しく書かれてあります。
(網さんは、外宮のお白石持ち行事にも参加されています)


西行法師が伊勢神宮に詣でたときに詠まれた

「何事のおわしますをば
しらねどもかたじけなさに涙こぼるる」を

網さんがブログ記事で引用されていました。


神職の方が祝詞内で

「あまつかみ くにつかみ やおよろづのかみたちともに
きこしめせと かしこみかしこみ もうまおす」

と詠み上げられます。

目には見えない神様を畏れ抱く精神は、

西行法師というお坊様も、

「どなたさまがいらっしゃるかはわかりませんが、
畏れおおくてただ、涙がこぼれます」

とおっしゃっているように
日本人に根付いた精神としてあり、

この精神が今日においても
日本の伝統・文化を支えてきているのですよね。

20年に1度の式年遷宮を通して、
伝統・文化を受け継ぎ、伝えて下さっていることに
日本人として感謝をしたいです。

神宮は、私のように行事に参加しない人であっても、

かたじけなさを感じるほど素晴らしい空間でした。

今年にお参りができてよかったです。

旅行では炎天下の中、けっこうな距離を歩いたのですが、
身体の疲れもなく、気持ちがスッキリ晴れて
奈良に帰ってきました~。
良い旅行ができて幸せな気持ちになりました。


それでは、今日も皆様が健康で幸せに過ごせますように。